出版物のご案内 :: 山形大学出版会
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らった時も、実は草木塔とか馬の話とか炭焼きの話とか、たくさん出てきたんですけれども。そういう事も聞き流しておったのでございます。 たまたま昭和六十年に文化財を担当する職場にいまして、そこでいろいろ先生方の調査を始めた事例を見る事ができまして、その時もまだ先生方がいろいろ調べているので、これは調べた資料を後で見せてもらえばいいかなと、そんなふうに考えておったところでございます。 平成に入ってからですね、平成四年の年に職場が変わりまして、別なところにいったんですが、なんとなく草木塔が頭に在りまして、地元の草木塔を一回訪ねてみようという事で、実際行ったんでした。そこで実はこの草木塔は、後で分かったんですが、江戸時代に建てられた一番大きな草木塔でありました。今日もパネル展示されていますけども、サオ石だけで二メートル二五という大きな草木塔でありまして、それを運んできて建てるという作業は、江戸時代でしたので大変な人々の力があって建った、という事がそこで分かりました。実はその裏を見たところ、岩盤からはがしてきた跡がきちっと残っておりまして、この作業をするには大変な人が関わっているんだというのを改めて感じたわけです。 それからもう一つはその草木塔の書かれている字が、なんと大きくてすばらしい字だったので、これにも見とれておりまして、改めて草木塔を訪ねてみようというふうに考えたわけです。 研究まではいかないんですけども、先生方の調べていただいた物を訪ねてみるだけだったらできるだろうと、こんなふうに思ってずうっと資料をあさって、訪ねたところです。 その訪ねる時には先生方、前に調べた方々は大字単位で大体あの山にありますとか、この山にありますぐらい14

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