出版物のご案内 :: 山形大学出版会
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しか書かれて無いのですが。そこを訪ねるのに、行っては見るんですけども、目星を付けていくんですが。訪ねてばったり会う時もありますし、何回行っても会えない草木塔もありました。どちらかというとばったり会った草木塔は、ここに建って居たのかという感じで終わったんですけど。三回五回といっても会えない草木塔、最後にあった時にはなんか抱きつきたいような気持ちになりまして、あーここに居たったのかという、やっと探したような、そんな気持ちが私の心のなかにはずっとあったという記憶であります。 たまたま私事ですが、平成五年に脳梗塞で倒れまして、実は八割方調査をしたんですけども、生きてきた証として何かを残さなくてはならないと思いました。後死んでしまうと思ったものですから、こんな本、『草木塔を訪ねる』という本を二〇〇部くらい作って皆さんにおわけしたんです。そしたら本屋さんからもっと刷れ、もっと刷れと言われまして、一、〇〇〇くらい刷ったんですけど。今は絶版でございまして、すいません。 そんな事で訪ねるきっかけとなったのが、先人の建立したすばらしい草木塔が置賜地方にたくさんあるというのを知ったというところから始まったのであります。建立年代から見えるもの 二年間で大体一〇〇基くらい訪ねてきましたが、その中で私なりに感じ15

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