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……20序 論「復興」のあり方を問う祉機能を重視する必要があります(この問題については、本書第1章も参照してください)。⑥一歩後退の復興に配慮せよ これは、人々がどんな形にせよ元の暮らしに近い日常を取り戻すところから被災地の再建を考えるべき、という主張です。被災地によっては、中長期的な復興を待たずに仮設の店舗を再開したり、仮補修しただけの家屋で再出発したりすることもあり得ます。そのために既存の空き家や空き地を暫定的に借り上げるなど、恒久的な建築物が完成する前に一旦仮復旧させることで、被災者が元の暮らしに近い日常を取り戻し、そこから復興を考える時間を提供する方策も重要となります。図表3 石巻市の仮設商店街(筆者撮影)⑦多様な復興指標に配慮せよ 過去の災害の事例を見ると、被災地から避難したり仮設住宅に移った住民の元の居住地への回帰率はおおむね7割前後にとどまっています。少子高齢社会の中、復興によってどの被災地でも経済が回復し、人口が増加にevaluation use only ese only evaluation usaluation use only eva only evaluation use oation use only evalua

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