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22パラグアイ移民第一号 この写真をみてください。11家族、81人のコルメナ第一次移民が神戸を出港するときのものです。これは、ほかのどこにもない貴重な一枚です。父と母が真ん中にいて1歳の私、生まれて40日の弟が写っています。昔は「移民」といっていましたけれど、今はその言葉は使わないらしいですね。 私たちは1936年(昭和11年)8月17日、ここに着いたんですが、それより3か月ほど前の5月15日がコルメナの入植祭となっています。これは入植者迎え入れのために、ブラジルから指導移民として5~6家族、15~16人の方が先に入植しています。その日がコルメナ入植の記念日ですが、実際に日本からの第一回移民が入ったのは8月17日、私たちが最初です。パラグアイ移民の第一号はうちの父でした。旅券番号は一番です。 主人も群馬から直接の入植ですが、一か月遅れなんです。第一回の入植として一緒に来るはずだったんですが、主人のお父さんと主人たち兄弟3人、トラホームで引っかかってしまいましてね。本当は、神戸へ出るまでの汽車の煙で目が赤くなっただけだったようですが、収容所(脚注1)でストップさせられてしまい、神戸の安い宿に一か月間、健康診断に合格するまで泊まっていたそうです。一回目の戦前のパラグアイ移住:神戸港から出港する際の記念写真evaluation use only ese only evaluation usaluation use only eva only evaluation use oation use only evalua

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