ブックタイトル出会う。| 山形大学 大学案内 2018

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概要

出会う。| 山形大学 大学案内 2018

農学部P.128井上奈穂准教授|食品栄養化学私たちは様々な食品を食べ、それを栄養源として生きてい活習慣病の予防・改善」をテーマに、食品中の機能性成ます。炭水化物やタンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラル分の有効性や安全性の評価を培養細胞や実験動物をなどが必須栄養素とされている一方で、近年、老化防止、用いて行っています。着任してまだ2年目ということもあり、血糖値改善、高血圧予防、免疫力向上などのさまざまな学部生3名に教員1名と少人数の研究室ですが、みんな健康効果が認められ、注目を集めているものとして機能性仲良く助け合いながらがんばっています。研究室の方針とし成分があります。代表的なところでは、お茶に含まれるカテては、メリハリのある生活を送ってほしいと思っています。教キンや、大豆のイソフラボン、赤ワインのポリフェノールな員としてゼミや実験などの指導をきちんと行う、学生は個々どが挙げられます。の仕事を責任をもって行う、これらの徹底が基本です。ま我が国ではライフスタイルの欧米化が広く浸透し、高脂た、研究に関すること以外でもアドバイスできることは積極肪食・高カロリー食の日常的摂取による過栄養状態、オー的に行っていきたいと考え、普段から心掛けています。平トマチック化された日常生活や運動不足などによって肥満、成29年3月開催の日本農芸化学会では、2017年度農脂質異常症、糖尿病、高血圧などの生活習慣病が急増芸化学女性研究者賞受賞の栄誉にあずかり、京都女子しています。生活習慣病はその名の示すとおり、好ましくな大学で受賞講演を行いました。い生活習慣によって引き起こされる疾病です。まずは、生食品は、生命活動を維持するために必要不可欠であり、活習慣を改善することによって予防・改善を図ることが最おいしさや見た目の美しさも重要。そして、食品成分は健善なのですが、近年は生活習慣病の予防・改善に食品康維持や向上など生体調節機能に密接に関わる興味の由来の機能性成分を活用する試みが広く行われています。尽きない分野です。食品成分や健康増進等に興味のあ私の研究室では、まさに「食品由来機能性成分による生る高校生のみなさん、ともに探求してみませんか?「機能性成分」に着目しています。これからの健康増進に必須、いのうえなお|福岡県糸島市出身。佐賀大学農学部卒業、佐賀大学大学院農学研究科修了、鹿児島大学大学院連合農学研究科修了。博士(農学)。日本学術振興会特別研究員、順天堂大学医学部研究員、東北大学大学院農学研究科助教を経て、2016年5月より現職。Yamagata University 53