ブックタイトル出会う。| 山形大学 大学案内 2018

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出会う。| 山形大学 大学案内 2018

堀田アルバイトやサークルなど、大学に入ると世界が一気に広がる感じですよね。知り合う人の幅が広がるし。学生自体、いろんな地方から集まっていて、考え方の違いがおもしろかったりして、話もすごく盛り上がる。それに僕、サークルは居合道研究会に入っていて、40代~60代の人と稽古をすることもあるので、そういう世代の人とも平気で話してますね。前に60代の居合の師匠とチェコに行ったこともありました。簡野自分が能動的に動いていると、当然、そこにはいろいろな出会いが生まれて楽しいですよね。さっきも話したように、私はベトナムで日本語を教えたことがあるんですが、その時に知り合った向こうの学生たちの学ぶ姿勢には、大いに刺激を受けました。その時の学生の一人は、今、鶴岡の農学部に来て勉強しています。もう一人の学生は、日本語を生かした仕事に就くために、大阪で日本語の勉強をしていて、この間就活のために大阪に行った際、再会してきました。学内で勉強しているだけでは絶対に出会うことのない人たちです。それから、アルバイトやさまざまな活動を通して、社会人との出会いから得られるものも大きいと思います。学生同士だと経験値がほとんど同じなので、なかなかいいアドバイスがもらえない場合でも、社会人目線だと、ズバッと的確なアドアイスがもらえたりするんです。塚本自分にとって最も大きな出会いと言えば、やっぱり数理科学科の人たちかな。40人強の小さなコミュニティということもあって、とっても仲がいいんです。数学好きの集まりなのでいつでもどこでも会話が弾みます。図書館に行けば、必ず誰かはいて、自分がやる気のないときもやる気をもらえる、高め合える仲間ですね。中学・高校までは、地域や偏差値で分けられてしまうけど、大学というところは、価値観が一緒、同じものが好きな者の集まりだから、心地いいですね。茂山私も今、同じ学科で勉強している仲間と出会えて本当に良かったと思っています。東北出身の人がほとんどだろうと思っていたら、関東や関西出身の人も意外に多くて、私は青森出身なので、最初は言葉が通じるか少し心配でしたが、みんな優しくて、楽しくて。高校まではずっと一人で勉強していましたが、今は、同じ志を持つ者同士が少人数のグループになって一緒に勉強しています。また、ゴルフサークルを通して他の大学の学生との交流もあって、いろんな人と接するうちに私の人見知りも少し改善されたような気がします。蘇武人見知り?そんな風には見えないけど。もしそうなら、お医者さんは人と接する仕事だから、確かにちょっと困りますよね。茂山そうなんです。だから、こうしてコミュニケーション能力を鍛えています。古川僕、入学式で花笠踊りを初めて見て、カッコイイなと思って花笠サークルに入りました。それまで自分の中に踊りという選択肢はなかったんですけど、花笠まつりのパレードにも参加しました。沿道の人の声援や笑顔を浴びて、すごい達成感を味わえた気がしました。今もたまに山形に来て練習に参加しています。蘇武私にとっての大切な出会いは…今までのみなさんのまじめな話と違って、ちょっと恥ずかしいんですけど、私にとってはラーメンです。山形のラーメンは本当にどのお店に行ってもおいしくて。山形に来てラーメン好きになりました。塚本わかる、わかる。僕も週3ぐらいのペースで食べてる。山形市のラーメン消費量日本一に貢献しています。茂山山形は、ラーメン以外にも本当においしいもの、おいしいお店が多いですよね。仙台が近いから買い物も便利だし、山形は学生にとって暮らしやすい場所だと思います。もっと成長し続けるために先輩たちもまだまだ絶賛悩み中。堀田僕たち4年生は卒業が近いし、茂山さん、古川さんも、そう遠い話ではないわけなんだけど、今後、こうなりたいとか、こんな仕事がしたいとか、思い描いていることって何かある?古川そういう堀田さんはどうなんですか?堀田僕は将来、寺を継ぐことになるんだけど、父親がまだ若いので、一度就職して5年くらいは仕事をしようかなと考えているところです。僧侶という職業柄、まあ尊敬まではしてもらわなくてもいいけど、人の想いに寄り添える人間になりたいとは常々思っています。ロシアに行ったり、あり合わせ鍋で節約したり、いろいろ経験した大学時代ではあるけれど、それで成長できたかどうかは自分ではわからなくて、絶賛悩み中です。塚本自分は大学院に進む予定なので、もうしばらく数学の勉強を続けて、できれば研究者に、それが無理なら企業で数学が生かせるセクションに就ければいいかなと。もう一つは、学校の先生という選択肢もありますね。先生になるなら、知識面では誰もかなわない圧倒的な存在になることが目標かな。人間的に若干難点があっても許されるくらいに。いずれにしても、誰も出せない結果を出すことが大きな目標です。簡野私は、今まさに就活の真っ最中。中で活動をする研究者より企業とか社会とか、外に出て動きたいタイプなので。専門分野で学んだことを生かせる仕事に就けたらうれしいです。そして、大学生活で自分は人と接することが好きだということがわかったので、人とたくさん関われる仕事を探しています。人間的には、環境を変えられる人になりたいと思っています。例えば、何か難しい状況にある時、それに耐えてついていくだけではなく、自分がその状況をいい方に変えられる人間でありたいということです。それともう一点、成長し続けられる人でありたいということ。尊敬している人がいて、その人は70歳を過ぎているのに、まだ満足することなく成長を目指しているんです。その姿を見て、自分もああなりたいと思っています。茂山私はまだ何科に進むか決めかねているんですが、どの診療科を専門にするにせよ、よりよい医療を提供できて、患者さんから選ばれる医者になりたいと思っています。特別なことはできなくても、絵に描いてわかりやすく説明することで患者さんに信頼してもらえるとか。それから、海外で医療活動をしたいという思いもあるので、アメリカの国家試験のための勉強会にも参加しています。一同すご~い!茂山あの時やっておけばよかったという後悔だけはしたくないので、今やれることはやっておこうと思っています。古川3年の後期から研究室に配属になるので、僕もいろいろ悩んでいる最中です。幅広い高分子分野の中でも医療系、化学と生命に関われる分野を専攻して、できれば大学院に進みたいと思っています。自分は、計算が速いとか、ひらめきがあるというわけではないけど、じっくり地道にやれば理解できるタイプだと思うし、探求するのが好きなので。今、考えているのはこれくらいですね。蘇武私は、さっきも言ったように音楽の先生を目指しています。できれば中学生に教えたいです。子どもたちに音楽の楽しさ、音楽が心の拠り所になるということを伝えられたらと思っています。教育実習で教えた子どもたちの中には、音符が読めない子も、音がとれない子もいましたが、どんな子にも音楽は楽しいと思ってもらえるようにしたいです。もし先生になったら、自分自身が演奏する機会が減ると思うんですが、でもせっかく大学ではオペラも経験させてもらったので、それらを無にしないようにずっと演奏者であり続ける努力もしようと思っています。いままでもいろんな人との出会いが大きかったので、これからも出会いを大切にして成長していきたいと考えています。自分次第、それが大学いい出会いをどう生かせるか。堀田なんだかんだ言っても大学生活って楽しいよね。親の目が届かないこの開放感。実は僕、高校時代に不登校だった時期もあって、大学でも急にロシアに行ってみたりして、人から見たら普通じゃない、回り道をしているように見えるかもしれないけど、自分としては、その時その時一生懸命なわけ。自分の人生だしね。大いに悩んで好きなことをやる。それでいいんじゃないかな。62