ブックタイトル出会う。| 山形大学 大学案内 2019

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概要

出会う。| 山形大学 大学案内 2019

エコサイエンスコース■学べる主な分野農村環境学持続可能な農村の整備、安全・安心な農村生活の実現に役立つ地盤、水圏の環境を対象に技術開発に取り組んでいます。地盤環境については地盤構造の探査手法、地盤災害防止、地下水の持続的利用のための教育研究、水圏環境については水環境の汚染と浄化、水や食品の汚染による健康リスク評価に関する教育研究を行っています。水利環境学農業を中心とした持続可能な水利用、周辺環境や生物との関係性の探求とよりよい共生の実現を目指しています。具体的には、農業水利学、河川環境学、水圏生態学、水質水文学、環境水理学などの専門知識の修得と、附属演習林、農場、庄内地域などの様々なフィールドでの現地調査を通して考察していく教育研究を行っています。農地環境学持続的な食料生産を可能とする環境調和型農地の整備・利用をめざし、農地における水・物質・エネルギーの流れの解明とその制御に関する教育研究を行っています。■授業紹介水土環境科学概論農業農村の礎となってきた農地・水利・農村社会の歴史と現状を概観するとともに、水と土を対象とする水土環境科学の多様な内容を紹介します。クリーンエネルギー利用論低炭素社会を考えるための基礎となる、わが国のエネルギー事情、太陽光、風力、水力等のクリーンエネルギーの種類と賦存量等の自然条件、エネルギー変換技術、利用事例について学びます。生物環境物理学作物や森林などの植物生態系は、大気あるいは土壌との間でエネルギーや物質を交換することで、自らの生命を維持しています。講義では、植物を取り巻く物理環境(光、風、温度)、および大気?植物?土壌間のエネルギー・物質移動に関する基礎的知識を学習します。河川環境調査論農業水路の多面的機能を考える際に応用できるように、渓流生態工学の基礎的視点と調査計画の建て方やフィールドでの調査手法を学習します。山地渓流のフィールドを通して、生態系環境の調査手法および人為的影響の評価と課題などについて学びます。また環境改善のソフト的手法についても紹介します。農村計画学農村は国土の97%を占め、人口の4割が住む空間で、農産物生産の場であると同時に緑豊かで美しく安らぎのある空間です。講義では、農村が形成された経緯を巡り、今後の進むべき方向を明らかにすることを目標に、農村土地利用の現況、土地利用に関する法制度、最適土地利用計画のための手法を学びます。農業水利学これまでの農業水利の歴史を通覧し、水田・畑地への灌漑計画、排水計画の考え方および方法について学習します。さらに農業用水の多面的機能(地域用水・環境用水・生態系保全機能)についても学習します。さらに、海外における農業水利状況や灌漑開発と環境との関係についても学習します。地盤工学食料生産や生活の基盤である土・地盤について基礎的な概念を理解し、地盤沈下・液状化・斜面崩壊等の災害発生メカニズムや土木構造物の材料としての応用について理解するため、土の基本的特性、土中水の挙動、圧密現象、土の強度、土圧など、地盤及び構造材料として土を見る時に必要な基礎事項について学習します。水質環境科学農業・環境問題の多面的な理解と環境保全策の検討、農村を取り巻く水質問題について知識を深め、水質環境にとって重要な生物・化学反応過程を理解することを目的に、過去の公害から最新の水質問題まで、国内外での水の汚染の事例を学習し、河川や湖沼の水質を決定する基礎的な生物・化学反応過程についても学習します。水文学農業には大量の水が必要です。安定した農業生産や健全な環境の保全には水を制御し有効に利用することが大切です。講義では、自然界の水の存在や水の動態を科学的に捉え、水とともに動く物質の動態を学習し、様々な自然現象を水循環、物質循環の視点から捉えられるよう自然界でのマクロな水の動きについて学習します。122