ブックタイトル出会う。| 山形大学 大学案内 2019

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概要

出会う。| 山形大学 大学案内 2019

医学部根本建二教授放射線腫瘍学分野/医学部附属病院長「重粒子線がん治療」は放射線治療の一種で、重粒子「炭素イオン」を光速の7割程度まで加速し、病巣にピンポイントで照射することによってがん腫瘍を死滅させるというものです。痛みがなく、切開しなくてよいため、体力のない高齢者でも治療でき、治療期間も短いなどのメリットがあります。ところが、その「重粒子線がん治療」を受けられる施設はまだ全国に5カ所しかなく、東北・北海道エリアはまったくの空白地帯です。本学医学部では、当該エリア初の重粒子線がん治療施設として、平成32年3月の治療開始に向けて準備を行っています。超伝導電磁石を採用した世界最小の超伝導回転ガントリ※を導入したハイスペックな装置で、建屋面積は45m×45mという大きさですが、実は同施設としては世界最小級のコンパクトさを実現しています。本学医学部で学ぶ学生たちは、この世界最先端の施設を活用したがん治療について、見学や実習などの機会にも恵まれることになるでしょう。※背景のイメージ図は超電導ガントリを使用した照射室/中央の患者に対し、上部のラッパ部分が360度回転し任意の位置から照射可能。ねもとけんじ|教授。山形大学医学部附属病院長。岩手県出身。東北大学医学部卒業。東北大学大学院医学研究科修了。医学博士。東北大学医学部付属病院助手、東北大学大学院量子治療学分野講師、東北大学大学院放射線腫瘍学分野助教授を経て、現在に至る。52