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電子黒板研修会を開催

~「双方向型オンライン研修」としての新たなクオリティを追求し続ける~

電子黒板研修会の様子 8月23日(月),附属学校園では,GIGAスクール構想により児童生徒1人1台端末が整備され,その一環で各教室等に導入された電子黒板のさらなる有効活用を図るため,「電子黒板研修会」を開催。附属学校園の教諭,GIGAスクールサポーターの先生など45人が参加しました。
 研修会は,電子黒板の製造元のテクノホライゾン㈱ エルモカンパニーの入江 保 氏と太田真理子 氏が講師を務め,基本操作から応用操作まで説明。今回は,コロナ禍の中での開催でもあり,講師のエルモカンパニー(首都圏オフィス)と各学校園をネットワークでつなぎ実施されました。附属小学校のICT推進委員の佐藤大将教諭がホストとなり,動画カメラも駆使しながら行われ,各学校園の会場では講師に合せて電子黒板を実際に操作しながら行われました。コロナ禍で「できない」ではなく,これまで集合研修で行ってきた前提を捨て,オンラインの特性を活かした研修プログラムに見直し,集合研修同様のライブ感のある研修となりました。
 導入された電子黒板はELMO社 xSync board(バイ シンク ボード)でPCレスで使うことができるAndroid搭載の一体型電子黒板で,直接手で「書く」,黒板消しのように手で「消す」その他にも「拡大」「取り込み」など誰にでも簡単に操作が可能なものです。整備された高速大容量の通信ネットワークを使い,児童生徒の端末(Chrome book)の内容を取り込み・表示し発表させたり,複数の端末から同時に作成したノートの内容を取り込みそれぞれ発表させたりすることもできます。
 研修会では,学年ごとに準備した電子黒板を積極的に操作し,「こういうことはできないのか?」などの多くの質問が飛び交い,予定の時間を大幅に超過するなど各教諭らの意識の高さが伺えるものでした。
 この研修会により,各教科等での電子黒板の活用イメージが広がり,教科等横断的な使い方など,最適で効果的な学びを可能にするとともに,今後のWithコロナの中で児童生徒の学びを保障するためにICTを活用しつつ教員による対面授業と遠隔・オンライン教育との組み合わせによる新しい教育様式で誰一人取り残すことのない取組みを実践していくことにも役立つものとなりました。

電子黒板研修会の様子