学士課程教育の充実のためには、第一義的には各学部がその責任を負っていますが、学部の専門を超えた幅広い学びのあり方や授業の改善、学生の主体的な学習支援などは、学部の垣根を超えて全学的に取り組まなければならない課題です。 本セミナーは、個人個人の教員が山形大学を支えることの意義と位置づけ、教育の基本的構成要素、各科目の存在意義、授業設計、成績評価法などを、あらためて主体的に検討し、再構築することを目的としています。この目的を達成するために、セミナーは下記の4つのプログラムから構成されています。各プログラムは、グループ作業を中心に組まれており、参加者は学生主体型授業を体験することにもなります。 このセミナー終了後には、参加者が山形大学の教育分野全般の発展に、より一層積極的に貢献されることを期待しています。このセミナーは、「山形大学の構成員こそが山形大学の財産」という精神でのぞんでいます。
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