先端学習ラボ:『未来学へのアプローチT』第4回授業と懇親会を開催
[授 業]
日 時:平成21年5月8日(金)14時40分から16時10分まで
授 業 名:「未来の持続可能都市を探る」
〜「まちづくり 未来の暮らし・産業・行政システム」〜
担当教員:地域教育文化学部 佐藤慎也教授
講 義 室:先端学習ラボ(Leading Learning Laboratory :L3キューブ)
出席学生:27名
参観者:学内参観者、小田隆治教授、栗山恭直准教授 、杉原真晃准教授、
佐藤千恵、柴田和敬(山形大学高等教育研究企画センター事務補佐員)の合計5名
[授業概要]
本授業は「未来学へのアプローチT」の第4回目。
佐藤慎也教授による「まちづくり 未来の暮らし・産業・行政システム」にあたる。
「未来学へのアプローチT」は、都市問題(佐藤慎也教授)・格差問題(杉原真晃准教授)
・環境問題(栗山恭直准教授)、3つのテーマを3名の授業者が担当する。
最先端の情報機器や、可動式の机が整備された教室環境で行われる授業である。
[課 題]
1.未来の持続可能都市を表現する模型を作成すること
(800mm×550mmのボード上、スケール1/1,000)
2.未来の持続可能都市のシナリオをまとめること(PowerPointを活用)
[本日の課題]
前回までの議論をふまえての模型作成
[授業前半]
授業冒頭において、課題が確認された。
これは前回の授業懇親会の意見をふまえ「持続可能都市」に関する関連書籍の紹介が行われた。
・
『循環型未来都市』、「BIO CITY」(1994-2009)、『世界のSSD都市持続再生のツボ』、
『サステイナブルシティ―EUの地域・環境戦略』、『プランB3.0』
その後、グループに別れて、街作りが開始された。
前回の授業で用いられたワークシートが設計図の役割を果たしている。
ノートにメモをしているグループがあったり、それらを参照しながら議論たりし、街を作っていく。
教室の後ろには、街作りの素材や加工するための機材
(スチレンボード、スタイロフォーム、紙類、カッター・カッターマット、はさみのり、両面テープ)が準備されている。
エコロジーに配慮したり、政治的な事柄や環境問題を捉えたり、
技術的な問題解決の技術そのものを考えたり、積極的にディスカッションを通じて、
街作り等が素材を加工しながら、それぞれに、街が作られていった。
[授業後半]
終了10分前からグループごとの進行状況と内容の発表。
最後に振り返り報告(各グループ市長から1分)が行われた。
各グループの市長が、制作途中の街の模型の画像をプロジェクターに投影しつつ、
現在、どんな設計ポリシーで、今後は、何を作っていく予定であるか、街作りを行っているかの報告が行われた。
6時まで教室が開放されているため、授業終了後も楽しみながら街作りを続ける学生が多々見られた。
実際の授業の様子についてはこちらをご覧下さい。
[懇談会]
日 時:平成21年5月1日(金)16時20分から17時00分まで
会 場:先端学習ラボ(Leading Learning Laboratory :L3キューブ)
学内参加者:小田隆治教授、佐藤慎也教授、栗山恭直准教授、杉原真晃准教授、
佐藤千恵、柴田和敬(山形大学高等教育研究企画センター事務補佐員)6名。学生1名 合計7名