先端学習ラボ:『未来学へのアプローチT』第14回授業を開催。

 

[授  業]

日  時:平成21717日(金)1440分から1610分まで

授 業 名:総まとめ 学習成果発表準備

     未来都市を考える

担当教員:佐藤慎也教授 

講 義 室:先端学習ラボ(Leading Learning Laboratory :L3キューブ)

出席学生:23

 

[授業概要]

本授業は「未来学へのアプローチT」の14回目。最終回の成果発表に備えた

「総まとめ学習成果発表準備」である

 

「未来学へのアプローチT」は、都市問題(佐藤慎也教授)・格差問題(杉原真晃准教授)

・環境問題(栗山恭直准教授)、それぞれのテーマを3名の授業者が担当する。

 

本授業が行われる「先端学習ラボ(Leading Learning Laboratory:L3キューブ)」では、4画面のプロジェクターが設置され、20台のノート型コンピュータが整備されている。最先端の情報機器や、可動式の机が整備された教室環境で行われる授業である。

 

参観者:学内参観者,杉原真晃准教授,佐藤千恵(山形大学高等教育研究企画センター事務補佐員)3.

 

[授  業]

本日のテーマは、「総まとめ学習成果発表準備−未来都市を考える」である。「未来学へのアプローチT」では、これまで、学生は、主にグループワークとプレゼンテーション、授業外学習を通じて、都市問題・格差問題・環境問題に対する思考を深めてきた。今回の授業は、それらを踏まえて、未来都市を考えた最終成果発表のための準備作業にあたる。

 

本日の授業では、冒頭で、佐藤慎也教授より、未来学へのアプローチの授業の課題の確認と、最終プレゼンテーションについて、説明があった。都市について、「Humanity」と「Environment」の2つのキーワードをもとに考えることが求められた。

Humanity」は、杉原真晃准教授の授業で、「格差問題をふまえて未来を創る」の人間的のあり方、「Environment」は、栗山恭直准教授「環境問題を考える」の授業で議論された環境問題について、と接続性が持たされている。これまで受講してきた2軸を指標にして、未来都市が創られ、相互評価が行われることとなる。また、「都市を考えることを通じて」、「未来学へのアプローチTを通じて」考えたことを主観的評価として求められる。

 

また、「Humanity」と「Environment」の関わりから見えてくる、「健康福祉都市」、「持続可能都市」、「超高層都市」、「省エネルギー都市」が具体的な事例として提示された。佐藤慎也教授の3回の授業で考えた都市を改めて「再構築」していくこと。プレゼンテーションにおいては、3つの授業で扱われたテーマを意識すること。また、都市の特徴が解るようにPowerPointに画像を載せること等コメントがあった。

 

1.未来の持続可能都市を表現する模型

(800mm×550mmのボード上、スケール1/1,000)

2.未来の持続可能都市のシナリオ(PowerPointを活用)

 

その後、「未来学へのアプローチT」の第35回の持続可能都市の模型製作に携わったグループに別れて、来週の「そうまとめ 学習成果発表会」の準備が行われた。これまでの授業で考えてきた個々人のメモを持ち寄り「都市問題」「格差問題」「」議論をしながら、何が未来の持続可能都市に必要かを考えながら、模型製作が行われた。

 

授業最後には、杉原真晃准教授から、山形大学で実施されている「授業改善アンケート」を本授業でも行う旨アナウンスがあった。

 

実際の授業の様子についてはこちらをご覧下さい。

 

 

 

 

[懇 談 会]

今回は開催せず。