先端学習ラボ:『未来学へのアプローチU』第4回授業と懇談会を実施

 

[授  業]

日  時:平成211023()1440分から1610分まで

授 業 名:『格差問題をふまえて未来を創る』

担当教員:杉原真晃 准教授

講 義 室:先端学習ラボ(Leading Learning Laboratory L3キューブ)

出席学生:10

 

参観者:小田隆治 教授、佐藤慎也 教授 、栗山恭直 教授、酒井俊典 助教、佐藤千恵(山形大学高等教育研究企画センター事務補佐員)5名、

学外参観者:斉藤浩明(内田洋行)、鈴木洋介(フォトロン)2名、7

 

 [授業概要]

本授業は『未来学へのアプローチU』の第4回目。杉原真晃准教授による「格差問題をふまえて未来を創る」第3回目にあたる。杉原真晃 准教授の授業では、教育学の立場から格差問題とりわけ、「格差の再生産」・「格差拡大」に教育がどう関わるかを4回扱う。

 

本授業が行われる「先端学習ラボ(Leading Learning Laboratory:Lキューブ)」では、4画面のプロジェクターが設置され、20数台のノート型コンピュータが整備されている。

最先端の情報機器や、可動式の机と椅子が整備された教室環境で行われる授業である。

 

『未来学へのアプローチU』では、格差問題・環境問題・都市問題、それぞれのテーマを3名の授業者がリレー形式で4回ずつ担当し、最後2回に総まとめの活動がある。

 

[授  業]

本日のテーマは、「産業構造の変化に対応する<新しい能力>を育成する教育を考える」である。

 

冒頭において、NHKの番組で、ミュージシャン(ゆず、久石譲)が、未来への希望を込めた「Wonderful World」という楽曲に関する番組映像が10分程度、提示された。

 

 [テーマ]

産業構造の変化に対応する<新しい能力>を育成する「高校教育」を考える。以下、2点に基づいて議論する。

(1)教育目標

(2)その目標を達成するための、教育制度、教育内容、教育方法など

 

[タイムスケジュール]

15:0015:10 1分間プレゼンテーション

 ・「課題」について、グループ内でプレゼンテーションを行う。

15:5515:40 グループワーク

 ・1分間プレゼンテーションを踏まえ、産業構造の変化に対応する<新しい能力>を育成する「高校教育」について、グループ内で改めて考える。

15:4016:00 グループ間での発表

 ・グループメンバーが散らばり、自己紹介、異なるグループのメンバーとチームを作る。

1人の持ち時間5分間。発表2分、質疑応答3分。

16:0016:10 来週に向けての連絡

杉原真晃 准教授は、学生が主体的に「授業外」で文献調査等を行い、LMS(Black Board)で議論する授業外学習を勧めている。授業外で得た知見を教室に持ち寄り共有し、ディスカッションを通じて、互いに考えを深めていくという授業の形式を取る。

そのため授業で用いるLMSへのログイン方法や資料の取得の方法に関する手続きが説明された。

 

[次回までの課題(授業外学習)]

・「次回のテーマ」について、参照文献を読み、自分なりの考えをまとめる。

・まとめた考えをパワーポイントファイルで表現する。

 (12枚のスライドが妥当)

 

[次回のテーマ:「労働と教育について考える〜格差拡大に対して教育は何ができるか〜」]

参照文献

1.  佐々木ッ「労働蔑視と教育重視」『日本社会臨床学会編「教育改革」と労働のいま』(シリーズ「社会臨床の視界第1巻」)現代書館,2008,9,269325.

2.  広井良典『持続可能な福祉社会−「もうひとつの日本」の構想』ちくま新書,2006,第3章,77108.

※「1」か「2」のいずれかを読み、自分の考えをパワーポイントにまとめる。

 

実際の授業の様子にはこちらをご覧下さい。

 

 

 

 

 

[懇 談 会]
日  時:平成211023()1620分から1700分まで

講 義 室:先端学習ラボ(Leading Learning Laboratory L3キューブ)

学内参加者:小田隆治 教授、佐藤慎也 教授、杉原真晃 准教授、酒井俊典 助教、佐藤千恵 (山形大学高等教育研究企画センター事務補佐員)5名、学生2名 

学外参観者:学外参観者:斉藤浩明(内田洋行)、鈴木洋介(フォトロン)2名、計9名