先端学習ラボ:『未来学へのアプローチU』第6回授業と懇談会を実施

 

[授  業]

日  時:平成21116()1440分から1610分まで

授 業 名:『環境問題について考える』

担当教員:栗山恭直 教授

講 義 室:先端学習ラボ(Leading Learning Laboratory L3キューブ)

出席学生:9

 

参観者:佐藤慎也 教授、杉原真晃 准教授、酒井俊典 助教、佐藤千恵、柴田和敬(山形大学高等教育研究企画センター事務補佐員)5名、学外参観者:宮下進一(株式会社デジタル・アド・サービス)、大竹厚也(共同印刷株式会社)、安正孝(共同印刷株式会社)、工藤彰(東北芸術工科大学 教学事務室 教務担当課長)4名 計9

 

 [授業概要]

本授業は『未来学へのアプローチU』の第6栗山恭直 教授による「環境問題について考える」の第1回にあたる。栗山恭直 教授の授業では、化学の立場から環境問題を4回扱う。

 

本授業が行われる「先端学習ラボ(Leading Learning Laboratory:Lキューブ)」では、4画面のプロジェクターが設置され、20数台のノート型コンピュータが整備されている。

最先端の情報機器や、可動式の机と椅子が整備された教室環境で行われる授業である。

 

『未来学へのアプローチU』では、格差問題・環境問題・都市問題、それぞれのテーマを3名の授業者がリレー形式で4回ずつ担当し、最後2回に総まとめの活動がある。

 

[授  業]

本日のテーマは、「地球温暖化」である。冒頭にヨーヨー・マの映像が流された。今日からサイエンスに取り組むが、映像で、ヨーヨー・マは、音楽はアートに関係すると語っているが、サイエンスも同様で、人生についてまた含意があるとの意図がある。

 

前期の『未来学へのアプローチT』では「環境」と幅広くテーマを取ったが、テーマが多岐に亘った。後期はあえて、テーマを絞ってスタートする。学生のグループはランダムに3人ずつ3グループに分けられた。

 

また、地球温暖化という事実について、GW(グループワーク)を行うにあたり、「ハワイにおける二酸化炭素濃度」、「所沢のダイオキシン騒動」を事例に、科学的データをグラフへ表示する際の仕方や、科学的データの取り扱いによって、事実間の関係性について、全く異なる印象を与えたり、異なる解釈が生じたりする可能性があることについて配慮するように指示した。

 

[タイムスケジュール]

・授業の進め方と地球温暖化に関する解説

GW 地球温暖化の事実を示せ 15:30

 地球温暖化の事実をインターネットから探し出し、プレゼンテーションする。

   付箋紙を利用し、地球温暖化について「どんな科学的データから」「何が説明できるか」「どう調べられるか」について、ブレインストーミングし、5枚のパワーポイントにまとめた。その際には、根拠としての科学的データの提示が求められた(40分程度)

 

10分間プレゼンテーション 15:45

  スクランブル-他の班のプレゼンテーションを盗め

  プレゼンテーター1名を残し、2名は他のグループのプレゼンテーションを聞きに行く。

    (5分プレゼンテーション、5分質疑応答)

 

・作戦会議 16:00

  来週のプレゼンに向けて

  プレゼンテーションパワーポイント10枚を3名で誰が担当するか。次回までに、誰が、何を調べてくるか。

 

・ワークシートを提出

 

最後に、栗山恭直 教授より、「地球温暖化しているという事実を前提視していないか?本

当に地球は温暖化しているのか?」という問いが投げかけられた。

 

実際の授業の様子にはこちらをご覧下さい。

 

 

 

 

 

[懇 談 会]
日  時:平成21116()1620分から1700分まで

講 義 室:先端学習ラボ(Leading Learning Laboratory L3キューブ)

学内参加者:佐藤慎也 教授、栗山恭直 教授、杉原真晃 准教授、酒井俊典助教、佐藤千恵 (山形大学高等教育研究企画センター事務補佐員)5、学外参観者:工藤彰(東北芸術工科大学 教学事務室 教務担当課長)1名、学生6名 計12名