先端学習ラボ:『未来学へのアプローチU』第13回授業を実施
[授
業]
日 時:平成22年1月22日(金)14時40分から16時10分まで
授 業 名:『未来の都市を考える』
担当教員:佐藤慎也 教授
講 義 室:先端学習ラボ(Leading Learning Laboratory:L3キューブ)
出席学生:8名
学内参観者:小田隆治 教授、栗山恭直 教授、杉原真晃 准教授、佐藤千恵(山形大学高等教育研究企画センター事務補佐員):学外参観者 中村尚五
教授、土肥紳一 准教授、斎藤博人講師 3名(東京電機大学 情報環境学部 情報環境学科) 計7名
[授業概要]
本授業は『未来学へのアプローチU』の第13回。佐藤慎也 教授による「未来の都市を考える」の第4回にあたる。佐藤慎也 教授の授業では、建築学の立場から都市問題を4回扱う。
[授 業]
冒頭、佐藤慎也教授から、前回の振り返りとして、街作りの基準やストーリーに従って、作業を進めていくよう、以下の点が確認された。
・50年後〜100年後のストーリー
・市長による提案を確認
・グループディスカッション
・模型製作
・100年後派生する自然災害についてプレゼンを行うことを確認
[タイムテーブル]
前回の振り返り 5min
模型作成 30min
プレゼンテーション 100年後 40min
授業の振り返り 10min
次回宿題 5min
市長に進行が委ねられた。市長から、「前回までの反省」と題して、これまでの授業を思い出し、未来の街作りのイメージや課題を共有するためのプレゼンテーションがあった。質疑の後、議論をしながら、模型製作が進められた。
・広さのイメージの共有
・都市の構造・施設
・その他(反省)
−「何でもきれいにする水」という設定を活かす
−コンセプト(例:環境都市)
自分ならば、実際どう生活するかということを考えることで街作りのリアリティが
増す。
佐藤慎也教授と協議の上、100年後派生する自然災害についてプレゼンテーションは、来週、個々にプレゼンテーションを考えてくることとし、今回の授業は模型作成に専念するよう時間を取ることが決まった。模型作成で手を動かしながら考え、議論し、街作りは行われた。
最後に、佐藤慎也教授からは、現在作成中の模型に、高層ビルやピラミッド型の建築物があることから、阪神淡路大震災など超高層ビルの事例や、現存するピラミッドが、自然災害などに耐えてきた点について、建築工学的な観点から現実的な要因を含めて、シミュレーションをし、ストーリーを作っていくよう、アドバイスがあった。
[課 題]
・100年後の自然災害と都市の復興
−100年後、この街に自然災害が発生する
−この街にどのようなことがおこるのか
−120年後、この街はどのように復興するのか
−この街の持続性のためには何が必要か
・発表形式パワーポイントプレゼンテーション
・USBで持参
・グループごとに各自2分間で発表
・グループ内発表のうち代表を全体で発表
[授業予定]
12/ 4 未来の都市作り1 人からのアプローチ
未来を考えるということ
50年後の未来を考えてみよう
12/11 未来の都市作り2 100年後の未来に向けた物語の創造
12/18 未来の都市作り3 100年後の都市の創造
1 /22 未来の都市作り4 100年後の自然災害と都市の復興
1 /29 未来の都市作り5 都市の持続可能性について
2 / 5 未来の都市作り6 最終プレゼンテーション
※1/15はセンター試験準備のため休講
[懇 談 会]
日 時:平成22年1月22日(金)16時20分から17時00分まで
講 義 室:先端学習ラボ(Leading Learning Laboratory:L3キューブ)
学内参加者:小田隆治 教授、佐藤慎也 教授、栗山恭直 教授、杉原真晃 准教授、佐藤千恵 (山形大学高等教育研究企画センター事務補佐員)4名、学生4名、学外参観者:学外参観者 中村 尚五 教授、土肥 紳一准教授、斎藤博人講師 3名(東京電機大学 情報環境学部 情報環境学科) :計11名