先端学習ラボ:『未来学へのアプローチU』第14回授業を実施
[授
業]
日 時:平成22年1月29日(金)14時40分から16時10分まで
授 業 名:『未来の都市を考える』
担当教員:佐藤慎也 教授
講 義 室:先端学習ラボ(Leading Learning Laboratory:L3キューブ)
出席学生:11名
学内参観者:小田隆治 教授、栗山恭直 教授、酒井俊典 助教、佐藤千恵(山形大学高等教育研究企画センター事務補佐員)計4名
[授業概要]
本授業は『未来学へのアプローチU』の第14回。佐藤慎也 教授による「未来の都市を考える」の第5回にあたる。佐藤慎也 教授の授業では、建築学の立場から都市問題を扱う。
[授 業]
冒頭、佐藤慎也教授は、阪神淡路大震災から神戸の街が復興しつつあることについて触れ、
街の持続可能性を意識して欲しい旨、伝えた。
[タイムテーブル]
・プレゼンテーションン
100年後に起きたこと 30min
・前回の振り返り 5min
・模型作成 30min
・授業の振り返り 10min
・次回宿題 5min
課題として3つのグループに別れ、各自で考えてきた「100年後の自然災害と都市の復興」についてプレゼンテーションをグループ内で相互に発表した。
・100年後、この街に自然災害が発生する
・この街にどのようなことが起こるか
・120年後、この街はどのように復興するのか
・この街の持続可能性のためには何が必要か
その後、3つのグループから1つずつ代表するストーリーを発表し、良いものを学生同士で多数決により1つ選択していく。グループでは、自然災害を受けて、津波がPriumという特殊な水に依存せず、自律し、新たな都市へと脱却するという、持続可能性を意識した都市のストーリーが採用された。
その後、市長から、手を動かしながら、議論で手を止めず、作業を進めていくようにアナウンスがあり、作業が進められた。
今回採用されたストーリーを組みこみ、自然災害の被害を受け、復興した街の模型が作成された。今回の授業時間内で作成された街をもって完成とし、次回の最終プレゼンテーションに備える。
最後に、佐藤慎也教授から、最終プレゼンテーションンでは、格差や環境問題をどのように接続させられるかかがポイントであるとアドバイスがあった。
[課 題]
2/5 FINAL
・完成模型プレゼンテーションン
各自行ったこと、考えたことなどについてプレゼンテーションン
・未来学へのアプローチUを通して学んだこと
各自5分にまとめること
質疑応答3名ごとまとめて5分程度
[授業予定]
12/ 4 未来の都市作り1 人からのアプローチ
未来を考えるということ
50年後の未来を考えてみよう
12/11 未来の都市作り2 100年後の未来に向けた物語の創造
12/18 未来の都市作り3 100年後の都市の創造
1 /22 未来の都市作り4 100年後の自然災害と都市の復興
1 /29 未来の都市作り5 都市の持続可能性について
2 / 5 未来の都市作り6 最終プレゼンテーション
※1/15はセンター試験準備のため休講
[懇 談 会]
本日は開催せず。