蔵王連峰
 山形県と宮城県の県境にまたがって広がる、蔵王国定公園。
蔵王連峰とは、いったいに連なる熊野岳や五色岳、刈田岳などの山々の総称です。
雄大な山並みと豊富な高山植物を眺めながら、トレッキングなどが楽しめる人気のレジャーエリアでもあります。
 お釜
  蔵王といえば、やっぱりお釜が思い出されるのではないでしょうか。
熊野岳、刈田岳、五色岳に囲まれた円形火口湖で、蔵王のシンボルとしても知られています。
太陽光の角度で湖水の色が、深い青や緑などに変化することから五色沼とも呼ばれています。
直径約330m、最大水深は24m、一周1km。
水面から10数mまでは水温が下がり、そこからは逆に温度が上がっていくという世界的にも珍しい特殊温水層を持つ湖です。
湖水は強酸性のため、珪藻類以外の生物は存在しません。
お釜から熊野岳を経て地蔵山へは登山ルートが設けられており、トレッキングも楽しむことができます。

 お釜
 
  馬の背/お釜付近 
 蔵王の樹氷
 蔵王といえば、二つ目は樹氷ではないでしょうか。まさにスノーモンスターというべき姿です。
この蔵王の冬の風物詩として知られる樹氷は、空気中の水滴がアオモリトドマツなどの針葉樹の枝や葉に凍りつき、さらに切片
が取り込まれてできる雪と氷の造形美です。
蔵王では例年12月初旬に着氷し、1月中旬〜3月上旬がもっとも美しい時です。
樹氷が見られるのは、地蔵山の西斜面から刈田岳、屏風岳の西側のエリアで、温泉街からロープウェイに乗って手軽に樹氷鑑
賞が楽しむことができます。
夜間に行われる幻想的な樹氷のライトアップは、必見です。
 


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