公務員対策セミナー
 Seminar for Public Official Candidates
 担当教員:戸室 健作(TOMURO Kensaku),他30名
 担当教員の所属:人文学部ほか
 開講学年:4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
 最初に,本科目は3年次終盤の春季休業中に開講され,単位認定の可否を知った上で,4年次前期に任意の履修登録を行うという変則的な形態をとっている。したがって,シラバス公開時点で授業は終了しており,本年度終盤での参加を考えている学生の参考資料として,ここに掲載する。
 いずれにしても,本科目は,公務員志望者に必須の論作文能力と対話能力の向上を目的としている。
・到達目標
 この授業の到達目標は,受講者が以下の2点の能力を獲得することである。
(a)限られた時間・字数で,自己の知識・主張を整然と展開する能力
(b)相手の質問に,冷静かつ的確に応答できる能力
・キーワード
論作文能力/対話能力

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください

【授業計画】
・授業の方法
 2月中旬に,論作文・集団討論の技法に関する集中講義を行う。
 その直後に,論作文指導のための統一問題を解く一斉試験を行う。そこでの答案をもとに,ランダムに指定される教員のもとで指導を受ける。4年次前期での履修登録を希望するものの,一斉試験の答案が及第点に達しなかった場合は,及第点に達するまで指導を受けることになる。
 人数に余裕があれば,集団討論のみの参加も可能であるが,単位認定のためには論作文一斉試験を受験し,その後の指導も受け,及第点に達する必要があるので注意すること。
・日程
 開講時期は2月中旬から4月上旬までとなる。
 前記の通り,集中講義と論作文一斉試験が終了後,論作文の場合はランダムに指定される教員のもとで指導を受け,及第点を目指すことになる。
 集団討論の場合は,日時を基準として希望を聴取し,やはりランダムに指定される教員のもとで指導(演習への参加)を受けることになる。
 詳細な日程は,掲示によって随時連絡する。

【学習の方法】
・受講のあり方
 とにかく,申し込んだ以上,無断欠席だけはしないこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
 もはや3年次後期であり,公務員試験で問われる社会科学全般の基礎知識は身に付けていることを前提とするので,自学を怠らないこと。

【成績の評価】
・基準
 前記の通り,集中講義を受講した上で論作文の一斉試験を受験し,及第点に達することはもちろんのこと,集団討論にも2回参加することを単位認定の要件とする。これらによって、知識の習得、理解の度合い、汎用的技能(論理的思考力、文章表現力)、参加の度合いを評価します。基準は、「具体的事例や現状を説明し、対策を明確に指摘できる。それらを集団討論や論作文で表現できる、授業内容に関する語句を簡単な言葉で説明できる」。
・方法
 単位認定を受けようとする場合は,集中講義,論作文一斉試験の受験と指導,集団討論への2回参加は必須要件なので,無断欠席は許されない。やむを得ない理由で参加できない場合は,別途通知する手段で,必ず事前に指導教員まで申し出ること。
 論作文指導においては,指導教員の要求に誠実に応えること。

【テキスト・参考書】
なし。

【その他】
・学生へのメッセージ
 繰り返しになりますが,無断欠席だけは許されないことに留意した上で,受講を申し込んで下さい。
・オフィス・アワー
 別途通知される指導教員の指示に従って下さい。

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