地域社会論
 Local society
 担当教員:安田 均(YASUDA Hitoshi)
 担当教員の所属:人文学部法経政策学科
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
これから専門科目を学ぶわけですが,学問が対象にしている社会,ここでは地域社会がどのような問題に直面しているかイメージできなければ,専門科目が抽象的な思考を重ねたり,細かな論証手続き課したりしていることの意図がわからないし,したがって学習意欲も湧きませんね。この科目は,現場の人々に地域社会の現状と課題を語ってもらうことによって,専門科目が当初抱いていた課題の一旦を再確認することがねらいです。
・到達目標
地域社会がどのような課題を抱えているか,またそれに対しどのような取組みが成されているかを理解し,説明できるようになる。
・キーワード
産業,公共,生活文化

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については,「カリキュラム・マップ」を参照し,よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
1週1テーマで外部講師が講義をする。
学部の教員がコーディネーターを務めると同時に,質問や感想の取り次ぎ,レポートの採点を行なう。
・日程
(以下は現在の予定)
・産業
観光,農業,地域の金融。
・公共
民意,市街地活性化,地方新聞,貧困救済,少年犯罪。
・生活文化
保育,障害者支援,介護,地域コミュニティ,学校統廃合。
・レポートの作成と指導

【学習の方法】
・受講のあり方
毎回レスポンスカードにコメント(講義の感想,質問)を記入提出.最終回はまとめレポートの作成・提出。
・授業時間外学習へのアドバイス
Webclassに講義資料を載せるので事前に目を通し,関心のあることや質問すべきことをチェックしておこう。講師に参考となる文献や行事を尋ねて学んでみよう。

【成績の評価】
・基準
期末レポートの他に,毎回レスポンスカードの提出を課し,知識の修得,理解の度合い,汎用的技能(論理的思考力,文章表現力),参加の度合いのそれぞれの項目について判定し,その合計点を用いて判定します。基準は1)レスポンスカードで講義内容を正確に理解したかをみ,2)レポートで各テーマの課題や社会的な意義を適切に文章表現できているかをみる。(レスポンスカード提出9回以上,2)最終回レポート作成・提出が単位取得条件)
・方法
レスポンスカード(4点×13回),レポート(48点)。

【テキスト・参考書】
毎回資料を配る。

【その他】
・学生へのメッセージ
講師の方は,別に本業をもちながら,若い人の育成という観点から講義を引き受けてくださったので,積極的に質問してみよう。
・オフィス・アワー
月曜日13:00-14:40。連絡先yasuda@human.kj.yamagata-u.ac.jp

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