本学部と国際交流協定を締結している大学等において、異文化理解の実践的研修を行ないます。本年度はオーストラリアなどの英語圏を予定しています。詳細は４～５月頃掲示によりお知らせします。
この科目のねらいは、同時代の異文化の実相を実践的に理解することです。これまでに身につけてきた専門的知識や語学的能力を駆使し、異なる文化に直接向き合い、異文化理解に必要な方法を体験的に修得します。

海外に出て、新しい環境に身を置き、異文化の一端を体験・理解することが目標です。

学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

通常は下記のように進めます。
募集説明会において、研修プログラム案などについての説明をします。受講者には、渡航前に事前研修会を実施します。
渡航後は、基本的に受入大学等で提供される語学・学生間交流・文化理解にわたる各種プログラムに依りながら、引率教員の指導を得て各自研修を進めます。
帰国後は、研修報告書の執筆などについて、担当教員が指導を行います。これを事後研修とします。

夏期休業中に実施する場合、おおむね以下のような手順で進めます。
４月または５月連休明けに説明会を実施します。受講募集を６月まで行います。情況によっては、受講者選考を行う場合があります。
７月、受講確定者に対し、研修プログラムの内容と渡航に関わる研修会を開催します。
８月、受入大学等に赴き、二週間程度の実地研修をします。
９月～１０月、事後研修、研修報告書の作成に着手します。

はっきりとした自分自身の目的意識をもって、積極的かつ主体的に発言・行動することが必要です。また、受入大学等が所在する地域社会に対する十分な予備的理解を各自で進めて下さい。さらに、受入先から提供されるプログラムを柔軟に受け入れ、事前に各自思い定めた目標の達成に勉めなければなりません。

受入先が所在する地域社会の現状に関わる情報を調査・整理しておかなければなりません。研修プログラムの内容を把握するとともに、理解を試みる目標を各自設定しておきます。
研修で得た体験に基づいて、報告書を取りまとめて下さい。

　人文学部では、「主体的な参加の度合い」「知識の修得の度合い」「理解の度合い」「汎用的技能の修得の度合い」の４つの成績評価基準を設定しています。
　本授業では上記４基準に従って、事前研修、受入先での研修態度、事後の報告書により、総合的に評価します。詳しくは、募集説明会の時に説明します。

・実施時期は夏期または冬期休業中とします。
・受入大学等へは引率教員が同行します。
・受講にあたっては、原則として外国語の運用能力を問いません。
・異文化間コミュニケーションⅠ（４単位）オーストラリア・ケアンズは、平成２８年度夏期休業中に開講する予定です。

人文学部国際交流委員会委員長　未定