生涯学習概論
 Lifelong Learning
 担当教員:手打 明敏(TEUCHI Akitoshi)
 担当教員の所属:非常勤講師(筑波大学人間系 教授)
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:集中講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
現代日本における「生涯学習」の現状と課題
本講義では、今日のわが国で展開されている生涯学習の理論と政策、実践について社会教育の視点から基本的な理解をはかることをめざす。具体的には、生涯学習と社会教育はどのような関係にあるのか。また国際的にみたとき、わが国の生涯学習はどのような特徴をもっているのか等について理解を深める。
本講義を通じて、教育専門職あるいは地域社会教育の指導者に要請される生涯学習・社会教育の基礎的力量を修得することをねらいとする。
・到達目標
生涯学習・社会教育の理論と実践について基本的なことを理解できる。

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
教科書以外に講義に関する資料を用意する。関連するビデオ教材、パワーポイントを活用する。
・日程
2単位(30時間)の集中講義であるので、おおよそ以下のような内容で授業を進める予定である。
1)生涯学習の思想―アンドラゴジーの考え方―
2)成人学習支援論(高齢者教育を含む)
3)生涯学習・社会教育施設論
4)多文化共生と生涯学習・社会教育

【学習の方法】
・受講のあり方
集中講義であるから全日程の出席を原則とする(やむを得ない事情がある場合には相談に応じます)。
・授業時間外学習へのアドバイス
教科書の他に関心を持ったテーマについて関連文献や情報を収集してください。

【成績の評価】
・基準
生涯学習の理論と現代的課題について、どの程度理解できているかで評価する。授業時での質疑応答と授業後に提出していただく質問・コメントおよび試験により授業の理解度をみる。
・方法
試験60%、レポート20%、学習意欲(質疑応答を含む)20%

【テキスト・参考書】
「テキスト」 小池源吾・手打明敏『生涯学習社会の構図』福村出版、2009年、2300円

【その他】
・学生へのメッセージ
受講生との対話を重視した授業をおこなうつもりです。

10801001-2016-01-11070