文化人類学概論(二)
 Introduction to Cultural AnthroplogyⅡ
 担当教員:松本 雄一(MATSUMOTO Yuichi),山本 睦(YAMAMOTO Atsushi)
 担当教員の所属:人文学部人間文化学科
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
「社会の今プレクシティ」
集団が構成される原理、社会構造を文化人類学の視点から理解する。
・到達目標
文化人類学の考え方および基礎概念を身につける。家族、王権、都市、国家など集団が構成される複合的なメカニズムを文化人類学的に分析することができるようになる。
・キーワード
家族、婚姻、王権、国家、社会組織

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
上記のテーマに沿って、文化人類学の基礎概念を解説する。また、その際には、テキストを用いて質疑応答をおこなう。
・日程
1.ガイダンス
2.家族
3.出自集団
4.母系制と母権制
5.様々な婚姻関係
6.縁組理論
7.贈与と互酬制
8.ビッグマンと首長
9.王権
10.秘密結社
11.国家
12.まとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
講義(板書、パワーポイント)を筆記し、復習に役立てる。質疑応答に参加する。
・授業時間外学習へのアドバイス
下記の方法で予習と復習を行うことが望ましい。
予習:テキストの指定箇所(授業中に指示)を読んで、疑問点を整理しておく。
復習:テキストの再読およびノート整理。

【成績の評価】
・基準
文化人類学の基礎概念と、その現代社会との関わりを説明できるようになることを評価の基準とする。知識の習得、理解の度合い、汎用的技能(論理的思考力、文章表現力)をテストで判定し、参加の度合いを授業における積極的な参加で判定します。
・方法
期末テスト:100パーセント
ただし授業への積極的貢献を加点する。

【テキスト・参考書】
テキスト:以下のテキストを入手すること。
山下晋司、船曳健夫(編)2008『文化人類学のキーワード〔改訂版〕』有斐閣双書

【その他】
・学生へのメッセージ
休講および補講を行う可能性があります。掲示に注意してください。
・オフィス・アワー
松本雄一 火曜日12:50~14:30
山本 睦 火曜日12:50~14:30

10831016-2016-01-13016