都市地理学調査実習
 Fieldwork in Urban Geography
 担当教員:山田 浩久(YAMADA Hirohisa)
 担当教員の所属:人文学部人間文化学科
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:実習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
都市地域に対する現地調査の方法そのまとめ方を学び,具体的な地域やテーマを設定して実際に現地調査を行う。
・到達目標
現地調査の必要性を知り,そこから得た情報をもとに都市地域の抱える課題とそれに対する提言を行うことができる。
・キーワード
フィールドワーク,大都市圏,土地利用調査,インタビュー調査

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については,「カリキュラム・マップ」を参照し,よく理解したうえで履修して下さい。

【授業計画】
・授業の方法
東京大都市圏で調査対象地域を選出し,1泊2日程度の調査実習を行う。学内で行う授業は,この調査実習のための先行研究の報告および資料整理と調査後の報告会によって構成される。
・日程
1.フィールドワークの企画
1-1 対象地域の設定
1-2 スケジュールの決定
2.事前分析
2-1 文献・地図・史資料の収集整理
2-2 地形図の利用と作業
2-3 空中写真の利用と作業
2-4 空間データの利用と作業
3 調査項目の検討
3-1 質問票作成
3-2 予想結果と仮説立案
4 フィールドワークの実施
4-1 観察
4-2 土地利用調査
4-3 質問票調査
5 フィールドワークのまとめ
5-1 グループごとに調査結果の図表化,地図化
5-2 仮説の検証
5-3 レポートの作成
6 報告・討論

【学習の方法】
・受講のあり方
現地調査の日程は受講者の都合を考慮し決定するため,調査には必ず出席すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
課題に関する資料収集は徹底して行っておくこと。
調査後の資料整理を行っておくこと。

【成績の評価】
・基準
グループ報告によって「主体的な参加の度合い」と「理解の度合い」を評価する。また,「知識の習得の度合い」と「汎用的技能修得の度合い(論理的思考力,文章表現力)」を評価するために,グループ報告における担当部分に関するレポートを課す。
・方法
報告50点,レポート50点

【テキスト・参考書】
とくに指定しない。

【その他】
・オフィス・アワー
金曜日 8:50-10:20

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