ヨーロッパ史演習(一)(後期)
 Seminar in European History (1)
 担当教員:淺野 明(ASANO Akira)
 担当教員の所属:人文学部人間文化学科
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
≪西洋史の研究論文を読む》
 専門的な研究論文を読みます。特定のテキストを用いるのではなく,毎回,受講生の一人が,自分の関心に基づいて論文その他の文献を選択してその内容を報告し,それをもとに全員で討論する,というかたちで授業を進めます。なお,必要に応じて共通テキストを選択し,それを全員で輪読することもあります。
・到達目標
 2年生については西洋史研究の入門,3年生にとっては卒業論文に向けた準備,そして4年生にとっては卒業論文の中間発表の場として,それぞれが今後の学修の展望について,具体的に語ることができるようになる。

【科目の位置付け】
 学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については,「カリキュラム・マップ」を参照し,よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
 【授業概要】の「テーマ」の項を参照。
・日程
 具体的な日程その他については,初回に受講生諸君と相談して決定します。

【学習の方法】
・受講のあり方
 報告者でない場合でも,指定された文献をよく読んで,自分なりの意見を持って授業に臨もう。
・授業時間外学習へのアドバイス
1.テキストの決定
 まず自分の関心でテキストを選ばなくてはなりません。したがって,受講生は,普段から問題意識を培っておくことが必要です。なお,テキストの選択の際には,もちろん相談に応じます。
2.復習のあり方
 自分の選んだ論文のみでなく,他の受講者の選んだ論文や報告からも,研究に有益な知識を得たり,論文執筆の方法や問題意識を学ぶことが大切です。

【成績の評価】
・基準
 平常点(出席状況,報告の密度と技術)と授業に臨む姿勢(予習の有無,討論における積極性など)において,「主体的な参加の度合い」,「知識の修得の度合い」と「理解の度合い」及び「汎用的技能の修得の度合い(論理的思力,文章表現力など)」のそれぞれの項目について判定し,その合計点を用いて判定します。
・方法
 平常点(70%),授業に臨む姿勢(30%)

【その他】
・オフィス・アワー
月曜日:12時00分~14時30分
 淺野研究室:人文学部1号館4階(asano@human.kj.yamagata-u.ac.jp)

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