【授業概要】
・テーマ
《西洋中世史の史料を読む》 ロシア中世の代表的な史料である『ニコン年代記』を英語訳で読みます。本年度は,モスクワが覇権を確立するために困難な戦いを展開した15世紀初頭の記述を読みます。
・到達目標
キリスト教信仰を基盤とするヨーロッパ中世社会について,生き生きとした豊かなイメージを得るとともに,それを今後の学修に活かせるようになる。
【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については,「カリキュラム・マップ」を参照し,よく理解したうえで履修してください。
【授業計画】
・授業の方法
The Nikonian Chronicle, vol.4, tr.by Serge A.Zenkovsky and Betty J. Zenkovsky, Princeton, 1988. を読みます。訳読とその内容についての検討・討論が中心となります。
・日程
詳細については,初回に説明します。
【学習の方法】
・受講のあり方
十分に予習をおこなってくること。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業のなかで興味をひかれた事柄について,自分で調べてみよう。
【成績の評価】
・基準
平常点(出席状況,予習の有無,訳読の正確さなど)と授業に臨む姿勢(討論における積極性など)において,「主体的な参加の度合い」,「知識の修得の度合い」と「理解の度合い」及び「汎用的技能の修得の度合い(論理的思力,文章表現力など)」のそれぞれの項目について判定し,その合計点を用いて判定します。
・方法
平常点(70%),授業に臨む姿勢(30%)
【その他】
・オフィス・アワー
月曜日:12時00分~14時30分 淺野研究室:人文学部1号館4階(asano@human.kj.yamagata-u.ac.jp)
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