フランス語講読(前期)
 Directed Reading in French Culture, Lecture fran?aise
 担当教員:大久保 清朗(OOKUBO Kiyoaki)
 担当教員の所属:人文学部人間文化学科
 開講学年:2年, 3年, 4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
フランス語で書かれたフランス文化に関する文献、主にフランス映画批評を読む。
中級程度、またはそれ以上のフランス語読解能力を養いつつ、フランス文化の一側面に接する機会とする。
・到達目標
教養教育または基盤教育で学んだフランス語Ⅰ、Ⅱに続き、前期のフランス語学演習でさらに力をつけてきたフランス語の能力を完成させることを目標とする。フランス語の文章を読めるようになる。
・キーワード
フランス語 フランス映画

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照してください。

【授業計画】
・授業の方法
こちらで用意したフランス映画に関する文章を精読してゆく。
・日程
受講者と相談しながら決定する。

【学習の方法】
・受講のあり方
簡潔で平易なフランス語のテクストを講読します(フランス語の初級文法を終えていること)。配布したテクストを担当者が訳し、全員で検討しながら読解を進めていきます。誤訳や誤答を恐れる必要はありません。
・授業時間外学習へのアドバイス
テクストを読み、できれば取り上げられた映画を自分で見るようにして、フランス文化、フランス映画に対する知識を広げていくこと。

【成績の評価】
・基準
期末の長文読解(翻訳)、テクスト内容に関するレポートの他に、フランス語能力の修得、フランス語理解の度合い、フランス語の技能(論理的思考力、文章表現力)、参加の度合いのそれぞれの項目について判定し、その合計点を用いて判定します。

基準は1)フランス語、フランス映画について興味を持ち、そこで描かれた物語・メッセージを現代社会において関連づけて思考できる。2)フランス映画に関する重要な人物(監督、俳優、批評家)、概念等を簡単な言葉で解説できる。3)授業に積極的に参加し、その自分自身の姿勢を正当に自己評価できる。
・方法
授業参加および訳読(60%)、期末レポート(40%)

【テキスト・参考書】
授業のたびにプリントを配付する。受講者の顔ぶれを見ながら考えるが、トリュフォー、ルノワール、バザンのテクストのなかから選ぶ予定(Francois Truffaut "Les films de ma vie", Jean Renoir "Ma vie et mes films", Andre Bazin "Qu'est-ce que le cinema?"等)

【その他】
・学生へのメッセージ
初歩的な文法をマスターし、いよいよフランス語を味わう段階です。難しいですが、また同時に、面白いと感じることもきっとあるはずです。
・オフィス・アワー
在室時は随時。
※事前にアポを取ってください。

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