時事ロシア語
 Current Russian Usage
 担当教員:天野 尚樹(AMANO Naoki)
 担当教員の所属:人文学部人間文化学科
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
世界は動いています。ロシアはそのど真ん中にいます。動く世界を、ロシアを起点に、ロシア語を通して考える授業です。世界がよくみえ、ロシアの動きがよくあらわれている文章を各種メディアから担当教員が選び、一緒に読んでいきます。受講生が自力でテキストを読んでくることが前提ですので、一定のロシア語力は必要です。
・到達目標
ロシア語の読み方、ロシアの読み方、世界の読み方がわかるようになること。自分で読めるようになること。
・キーワード
現代 ロシア語 ロシア 国際関係

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
ロシアのメディアから刻々と生み出されるテキストを読み、理解し、背景を解説し、議論します。あくまでロシア語の演習ですから、読解の技法の習得、語彙の拡充が授業の中心になります。
・日程
世界もロシアも動いているので、テキストの内容は事前には決めようがありません。国際関係に関するテーマを中心に読みます。各種メディアのテキストを利用しますが、特に使用頻度が高いと予想されるのは、Слон (Slon.ru)とМосковский центр Карнеги (carnegie.ru)です。

【学習の方法】
・受講のあり方
予習の段階でテキストを読んできてください。知的好奇心をたくましくし、複雑なロシア語と世界を前にしてもへこたれないで前に進んでください。
・授業時間外学習へのアドバイス
言語を問わず、ひとつの出来事をさまざまなメディアを通して読んでみてください。ロシア語能力向上のために、辞書を読み、テキストを理解し、ひたすら音読するのは当然です。

【成績の評価】
・基準
「主体的な参加の度合い」、「知識の修得の度合い」、「理解の度合い」、「汎用的技能の修得の度合い(論理的思考力、文章表現力など)」の4つの評価基準で評価します。
・方法
予習の成果で判断される読解力、授業での議論への貢献度、語彙の小テストで判断します。
予習   50点
小テスト 30点
教室点  20点

【テキスト・参考書】
特に指定しません。授業で紹介する関連文献を積極的に読んでほしい。辞書は必携です。

【その他】
・学生へのメッセージ
ロシアが読めれば世界が読める。
・オフィス・アワー
火曜日12時10分から12時50分、金曜日12時10分から12時50分。その他在室時は随時受け付けます。

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