フランス語会話・作文(後期)
 French Communication and Writing
 担当教員:学部教育委員会(特別招待講師サード イザベル(SARDE Isabelle))
 担当教員の所属:人文学部
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
前期の「フランス語会話・作文」と同様、フランス語での基本的なコミュニケーション能力を習得する。そのために必要な基礎文法・構文・語彙・筆記表現・口述表現・韻律法 (リズム・イントネーション・アクセント) と発音法を、フランスの日常生活において想定される様々なテーマに関連付けながら学ぶ。様々な側面から、フランスおよびフランス語圏の社会・文化を知る。フランス留学を検討している生徒は、この科目を履修することが望ましい。
なお、前期の「フランス語会話・作文」を履修していない学生も履修可能。
・到達目標
日常生活上の身近な場面における常用表現や口語的表現を理解し、使うことができる。
フランス語の基礎文法を理解し、運用できる。
フランスでの生活に最低限必要なコミュニケーション能力を習得する。
フランス語でフランス文化とフランス語圏について知識を深める。
・キーワード
フランス語、会話、文化、フランス語圏

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
授業ノートを整理し、配布された資料は毎回持参すること。疑問点は授業中に積極的に質問し、不明なままにしないこと。
二人組または数人のグループで口述表現と相互作用の実践練習を行う際は、積極的に参加すること。与えられた課題は期日内に提出すること。
・日程
Leson 0 復習 :
試験答案の返却と試験問題の解説
前期の復習
Leson 1 場所 :
場所・位置を示す表現
語彙:慣例的な場所,住居,町,商売,家具,生活用品
社会文化:フランスの交通事情,フランスの地方と都市
Leson 2 問合せ :
道を尋ねる・道順を示す表現,指示を与える表現,理解の欠如を伝える表現
語彙:都市と国,場所・位置に関する単語
社会文化:フランスの交通事情,フランスの地方と都市
Leson 3 旅行 :
時間を示す・尋ねる表現
旅行の計画と問合せの表現
タイムスケジュールを述べる表現
語彙:交通手段,時間と期間,旅行・観光,旅行での活動
社会文化:フランスの観光地,フランスの海外県,フランス語圏の国々

【学習の方法】
・受講のあり方
講義内容をよく復習し、声に出しながら反復練習すること。私語は慎み、講義に集中して積極的に参加すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
フランス語の学習にはちょっと努力が必要ですけれども、毎回勉強したことをしっかりおさらいして翌週の授業に臨んで下さい。

【成績の評価】
・基準
自学自習として,復習を重視し、授業の要点を次の授業までに確認しておくこと。授業で習った動詞の活用や語彙、常套句など、暗記すべきことは暗記しておくこと。声に出して練習することが望ましい。好奇心の目を持った積極的な授業参加の意欲とフランス語での会話や作文の能力がどのぐらい向上したかを判断の基準とします。
・方法
積極的な授業参加の評点と日常評点(20%)を行う。そして、学期の末にすべての学期間の学習について試験(80%)を行う。

【テキスト・参考書】
基本的なテキストは「Expression orale,Niveau 1」、Mochel Barfety/Patricia Beaujouin 著 (Cle international)ですけれども、参考プリントも適宜配布します。

【その他】
・学生へのメッセージ
世界で二番目に多くの国々で使用され、国連や欧州連合(EU)等でも公用語の一つに選ばれているフランス語は、美しさと実用性を高いレベルで兼ね備えた言語です。フランス語の学習にはちょっと努力が必要ですけれども、まじめに勉強したら、いい成果を早くあげられます。そして、好奇心の目で積極的な授業参加の意欲で一緒に楽しみましょう!

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