経済原論演習
 Undergraduate Seminar in the Principles of Political Economy
 担当教員:安田 均(YASUDA Hitoshi)
 担当教員の所属:人文学部法経政策学科
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期・後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
リーマンショック前後の資本主義の動向,労働の変容,新自由主義の影響等を検討する
・到達目標
1)グローバリゼーション現象が,従来の資本主義経済とどこが異なるか,その仕組みや特徴を説明できるようになる。
2)正社員や非正規雇用の処遇について、その実態と近年の変化を適切に説明できるようになる。
3)論点を整理したうえで自分の考えを適切に表現できるようになる。
・キーワード
グローバリゼーション,内部労働市場,新自由主義

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については,「カリキュラム・マップ」を参照し,よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
毎週のテキスト分担者が内容の要約と論点を疑問点とともに報告した後,疑問点を1つひとつ議論してゆく。
・日程
テキストを定め,1章を2週のペースを原則とするが,テキストの難しい箇所やレジュメがわかりにく場合にはペースを落として進める。

12月以降は,1年間,あるいは2年間で学んだこと,関心のあるテーマの報告に当てる。

【学習の方法】
・受講のあり方
どんな小さなことでも良いのでテキストに関する疑問点を挙げ発言することを求める。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストの該当箇所を読み,論点と疑問点を整理しておくこと。
時間内に答えられなかった質問事項は次週以降必ずフォローアップすること。

【成績の評価】
・基準
輪番で当たるレジュメ,司会,毎回の発言およびレスポンスカード提出により,知識の修得,理解の度合い,汎用的技能(論理的思考力,文章表現力),参加の度合いのそれぞれの項目について判定し,その合計点を用いて判定します。基準は,1)テキストの要約や質問など授業に積極的に参加しているか,2)自分の意見を異なる意見と対照させつつ適切に表現できているか,3)自分で選んだテーマについてテキストを掘り下げて理解し,関連するデータを調べ,文章で考えをまとめることができるているかをみる。
・方法
平素の成績(60点),レポート(40点)。

【テキスト・参考書】
ゼミ生と相談のうえ決める。

【その他】
・オフィス・アワー
月曜日13:00-14:40。連絡先yasuda@human.kj.yamagata-u.ac.jp

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