【授業概要】
・テーマ
ゲーム理論またはその周辺について ゲーム理論の周辺分野についてのテキストを読み視野を広げるとともに、ゲーム理論そのものについての知識も深める。
・到達目標
一人で読むのは困難な本でも全員で協力し読み進められるように努力することで協調性や忍耐力を身につけると共に、論理的思考力を鍛える。
・キーワード
ゲーム理論、行動経済学、実験経済学
【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。
【授業計画】
・授業の方法
報告者を割り当てて輪読する。
・日程
1~2週で1章のペースで進みたいが、テキストの内容によって若干変化する。
【学習の方法】
・受講のあり方
報告者はテキストや論文の指定された範囲についてできるだけ他の者の疑問に答えられるようにしてくる。ゼミ中は報告者以外でも積極的に発言すること。また、要旨作成は必要としないが、資料は適当に報告者の判断で用意すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストを通読するだけでなく、論理の飛躍がある箇所について埋める努力をする。 次週以降に使われる可能性のある定義や定理などを読み返しておく。
【成績の評価】
・基準
理解の度合い・汎用的技能の修得の度合いについては担当した報告の出来によって判定する。また、担当以外の時の発言などによって、主体的な参加の度合い・知識の習得の度合いを判定する。これらの合計点によって、演習の成績を決定する。
・方法
平常の成績(報告・発言の内容)100点
【テキスト・参考書】
テキストは 竹内俊隆『政策研究のためのゲームの理論』(ミネルヴァ書房) もしくは O.シャイ『ネットワーク産業の経済学』 を予定している。参考文献としては 岡田章 『ゲーム理論』 Osborne, Rubinstein 『A Course in Game Theory』 など。
【その他】
・オフィス・アワー
水曜 13:00~14:30 鈴木(明)研究室
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