【授業概要】
・テーマ
国際経済論演習では、現代の国際経済を取り巻く諸問題を理論・実証の両面から分析を行う。
・到達目標
①国際経済論の基本的な知識・分析手法を獲得することができる。 ②現実の国際経済における様々な事例を経済学的に分析することができるようになる。 ③プレゼン資料の作成・報告を通じて、自分の意見を他者に伝える方法を学ぶことができる。
・キーワード
国際経済学、国際貿易論、比較優位、貿易と開発経済学、アウトソーシング、多国籍企業、国際間所得格差
【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」をよく理解したうえで、履修してください。
【授業計画】
・授業の方法
参加者は、テキストの指定された部分を精読する。報告者は内容について報告資料を作成し、他の参加者に伝わるようにプレゼンを行う。それ以外の参加者はテキストを事前に読み、質問を考えておく。
・日程
3年生:国際経済論の基本的な知識を得るためにテキストを輪読する。参加者による口頭報告の後、報告内容について議論を行う。 4年生:卒論に関するテーマ決めと報告。
【学習の方法】
・受講のあり方
報告者以外の参加者にも積極的な発言を求める。
・授業時間外学習へのアドバイス
事前にテキストを精読する。報告担当に関わらずレジュメを作成することは内容理解のために重要である。
【成績の評価】
・基準
以下の4点を評価の基準とします。 (1)主体的な参加の度合い (2)知識の習得の度合い (3)理解の度合い (4)論理的思考・文章表現・作成力
・方法
発表内容(40%), 演習中の発言(40%)レポート(20%)で評価する。ただし、毎週の演習に必ず出席し、他の参加者とコミュニケーションを行うことが評価を行う最低条件である。
【テキスト・参考書】
テキストは参加者と相談して決定する予定だが、候補として 教科書: Krugman, P., and M. Obsfeld(山本章子 訳) 『クルーグマンの国際経済学 上 貿易編』、丸善出版、3780円、(2014) を上げておく。 その他の参考文献については一回目の講義で紹介する予定である。
【その他】
・学生へのメッセージ
国際経済をめぐる様々な問題に対して興味を持つことが内容の理解を深める。テキストを能動的に深く読み込む熱意が必要になる。また、基本的なミクロ経済学の知識を習得しておくことは、テキストの理解に役立つであろう。
・オフィス・アワー
火曜日の13:00-16:10, 亀井研究室 それ以外の時間帯でも研究室に在室していれば質問に応じる。
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