環境経済学演習
 Undergraduate Seminar in Environmental Economics
 担当教員:杉野 誠(SUGINO Makoto)
 担当教員の所属:人文学部法経政策学科
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期・後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
環境経済学をより深く理解するために、実際の政策評価を取り扱う。また、政策手法および政策評価を行うためのツール(分析手法)についても身につける。
・到達目標
専門的な知識を習得し、議論を通じて必要とされる政策に関して考察できるようになる。また、プレゼン資料や論文など意見を発信する技術を得ることができる。さらに、環境経済学の基本的な考え方を理解し、様々な環境問題への応用できるようになる。
・キーワード
応用ミクロ経済学 環境政策 外部性 公共財 環境経営

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
テキストの分担者が内容の報告した後,疑問点を議論する。
・日程
授業の前半は、各章を2週間かけて報告・疑問点について議論をします。
秋からは、興味を持ったテーマについて、本や論文など読みます。また、報告と議論を行います。なお、必要な技能(エクセル、統計ソフト)や関連する学問分野(計量経済学、都市経済学)も取り扱います。

【学習の方法】
・受講のあり方
どんなことでも良いのでテキスト・報告に関する疑問点をあげて発言することを求める。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストの該当箇所を読み,論点と疑問点を整理し、要約すること。
時間内に答えられなかった質問は、必ずフォローアップし、次回回答できるようにすること。

【成績の評価】
・基準
レポートおよび毎回レジュメ・発表資料の作成を行い、知識の修得、理解の度合い、汎用的技能(論理的思考力、文章表現力)、参加の度合いのそれぞれの項目について判定し、その合計点を用いて判定します。基準は、1)環境問題や廃棄物問題について興味を持ち、理論的な対策や実施されている対策を説明し、問題点を明確に指摘できる。2)問題点に対する改善方法や改善の方向性を示すことができる。3)環境経済学に関する重要な用語を簡単な言葉で説明できる。4)授業に積極的に参加し、自分自身の姿勢を正当に自己評価できる。
・方法
発表内容(40%)、討論への参加度(30%)、レポート(30%)

【テキスト・参考書】
テキスト: 浅子和美・落合勝昭・落合由紀子『グラフィック 環境経済学』新世社、2,900円+税(2015)

【その他】
・オフィス・アワー
火曜日 13時-14時30分 杉野研究室 その他時間については、メールにてアポを事前に取ってください。

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