行政学演習
 Undergraduate Seminar on Public Administration
 担当教員:金子 優子(KANEKO Yuko)
 担当教員の所属:人文学部法経政策学科
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期・後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
地域活性化と行政の役割
地域活性化のために国の行政機関及び地方自治体が果たす役割についての理解を深める。
・到達目標
地域活性化は、とりわけ地方圏において従来にも増して要請されている課題である。この演習では、地域活性化のために国及び地方公共団体が果たす役割についての理解を深めるとともに、自ら実地に調査を行い、地域活性化と行政の役割について考察する。また、グループワークを通じたプレゼンテーション能力とディスカッション能力の向上を図る。
・キーワード
地域活性化、行政の役割

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
前期は、地域活性化と行政の役割に関する複数の論考を講読する。
後期は、地域活性化と行政の役割に関連するテーマを各自が自由に設定して、単独又はグループによる実地調査及び文献調査を行い、調査研究結果を発表会(1月下旬ないし2月上旬に開催予定)において発表する。
・日程
前期:地域活性化と行政の役割に関する文献を講読し、地域活性化の意義、行政に求められる役割への理解を深める。また、最近の行政上の課題について、集団討論を行う。
後期:地域活性化に関する具体的な課題の中から、各自が関心を持っている課題を選択して、関係機関を訪問しヒアリング調査を行うとともに、関係文献の調査を行う。調査研究の過程で各自の進捗状況に応じて調査研究の進め方を個別に検討する。1月下旬ないし2月上旬には調査研究結果を外部の有識者を招いた発表会で発表するとともに、調査研究結果報告書を作成する。

【学習の方法】
・受講のあり方
毎回複数回の発言ができるようにする。携帯電話は禁止。
・授業時間外学習へのアドバイス
行政に関連する新聞記事に関心を持って目を通しておくこと。現実の課題と法制の関係を整理しておく。

【成績の評価】
・基準
「主体的な参加の度合い」、「知識の習得の度合い」、「理解の度合い」、「汎用的技能の習得の度合い」の四つの基準により評価する。
・方法
表・ディスカッション能力、調査能力、レポート作成能力を見る。平常点 50点、前期の報告レポート 20点、後期の調査研究結果報告書 30点

【テキスト・参考書】
第1回目の演習時に指示する。

【その他】
・オフィス・アワー
火曜日10:30-12:30、13:30-14:30。なお、在室時はいつでも可。確実を期するならメールにて事前連絡のこと。

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