刑事訴訟法演習
 Undergraduate Seminar on Criminal Procedure
 担当教員:高倉 新喜(TAKAKURA Shinki)
 担当教員の所属:人文学部法経政策学科
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期・後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
判例、論文等をとおして刑事手続における諸問題を検討する。
刑罰を実現するプロセスである刑事手続においては、刑罰を実現する国家の利益と被疑者・被告人の憲法上の利益が激しく対立するが、そこに更に犯罪被害者の利益も関わってくる。これらの利害関係をいかに調節していくかのバランス感覚を身につけてほしい。
・到達目標
判例、論文等について報告することをとおして、事実関係と問題点を正確に把握し、従来の議論をふまえた上で自分の考えを説得的に伝える能力を身につける。

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修すること。

【授業計画】
・授業の方法
演習形式
・日程
具体的内容は、受講者と相談の上で決定する。

【学習の方法】
・受講のあり方
それぞれの受講者が1回以上の報告義務を負う。また、学年末には裁判傍聴のレポートと自分が関心を持っている刑訴法上の問題に関するレポートを提出してもらう。
・授業時間外学習へのアドバイス
受講者に直接指示する。

【成績の評価】
・基準
1回以上の報告、裁判傍聴のレポートおよび自分が関心を持っている刑訴法上の問題に関するレポートを課すことにより、主体的な参加の度合い、知識の修得の度合い、理解の度合い、汎用的技能の修得の度合い(論理的思考力、文章表現力など)のそれぞれの項目について判定し、その合計点を用いて判定する。
・方法
レポート(50点)ならびに演習での報告および参加態度(50点)を見て総合的に評価する。

【テキスト・参考書】
特に指定しない。
随時紹介する。

【その他】
・学生へのメッセージ
刑事法基礎および刑事訴訟法を履修していることが望ましい。
・オフィス・アワー
水曜日13時~14時30分 高倉研究室。
短時間なら随時OK。長くなりそうならメールで予約のこと。

10970053-2016-01-15635