【授業概要】
・テーマ
統計学の知識は、科学的で客観的な看護研究に必須である。本講義では、看護師・保健師・助産師に必要とされる統計学の基本的な考え方を、演習を交えながら理解し、活用できることを目標とする。
・到達目標
看護学における統計学の必要性を理解し、表計算ソフトを用い、データの一次集計や基本的な検定ができる。 現場における統計学の利用方法を学ぶ。
・キーワード
統計、看護研究
【科目の位置付け】
看護に必要な統計学の基本的な知識を身につけるためのもの。統計学の知識は国家試験にも必須であり、現場での看護研究にも大いに活用される。
【授業計画】
・授業の方法
基礎的な知識は講義による。実際に表計算ソフトを用いて実習する。さらに、ミニテストにて確認する。
・日程
水曜日3・4校時に開講 4月13日 授業の進め方とガイダンス 4月20日 基本統計量を求める(講義と演習) 4月27日 確率分布、ばらつき(講義と演習) 5月18日 検定方法を選ぶには(講義と演習) 5月25日 χ2検定(講義と演習) 6月 1日 対応のないt-検定(講義と演習) 6月 8日 対応のあるt-検定(講義と演習) 6月15日 相関(講義と演習) 6月22日 看護における統計学の活用①(演習) 6月29日 看護における統計学の活用②(演習) 7月 6日 看護における統計学の活用③(演習) 7月13日 看護における統計学の活用④(演習) 7月20日 試験とまとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
USBメモリ(容量不問)を準備する。 わからない場合には遠慮なく質問する。 特にパソコンを使用しているときには、周りの真似することから、始めましょう。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストを、あらかじめ読んでおくこと。 テキストを読み返して、どこに何が書いてあるかがわかれば、それでかまわない。このテキストの活用法がわかれば、合格水準に達していると考える。
【成績の評価】
・基準
表計算ソフトを用い、データの一次集計や基本的な検定ができることが合格の基準である。
・方法
最終講義日の試験にて100点満点中60点以上であること。 日々のミニテストと試験による評価を行う。
【テキスト・参考書】
医療系のためのやさしい統計学入門、中村好一、 診断と治療社
【その他】
・学生へのメッセージ
CBT室にて授業を行う。周囲に研究室等があるので、移動中の私語は厳禁。本科目は、4年次における卒業研究の基礎科目です。 研究の進め方について、その予備的な知識を学びます。
・オフィス・アワー
授業終了後昼休み 教員研究室
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