電磁気学
 Electromagnetics
 担当教員:柳田 裕隆(YANAGIDA Hirotaka)
 担当教員の所属:理工学研究科
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:情報科学科  科目区分:専門科目・選択必修 
【授業概要】
・テーマ
電磁気学の法則,特にマクスウェル方程式について理解する.
電気の間に働く力,磁気の間に働く力を理解し,電気と磁気の相互作用についての法則を概念と数式の両方の面で理解する.
・到達目標
クーロンの法則・マックスウェルの法則,電磁誘導の法則の物理的意味を理解している.
・キーワード
クーロンの法則,ガウスの法則,マクスウェル方程式

【科目の位置付け】
学習・教育目標(B)(情報基礎力)に対応し,計算機基礎,電気回路が基礎となる科目である.実装に関して関連の深い科目は電子回路である.

【授業計画】
・授業の方法
90分間の授業時間の内,約60分間を講義に費やし,残りの約30分間で具体的な問題演習またはミニテストを行う.
・日程
第一週 電磁気の考え方
第二週 マクスウェルの方程式
第3週 クーロン力
第4-7週 ベクトル解析(線積分)
第8週 中間試験と解説
第9-11週 ベクトル解析(面積分)
第12-14週 ガウスの法則
第15週 期末試験と解説

【学習の方法】
・受講のあり方
私語,喫煙等,他の受講生に迷惑となる行為を行った場合は,受講を中止させ,ミニテストを受験させない.
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストの該当箇所を前もって熟読しておくことが望ましい.
講義ノートを見ながら,ミニテストの問題が解けるようにすることが望ましい.

【成績の評価】
・基準
ミニテスト(20点),中間・期末試験(各40点)を合計し100点満点で判定する.単位認定は60点以上とする.
・方法
ミニテスト,期末試験では『授業概要(目標)』に記したポイントを評価する.

【テキスト・参考書】
授業中にプリントを配布する

前野昌弘著:『電磁気学』東京図書
岡部洋一著:『電磁気学の意味と考え方』講談社

【その他】
・学生へのメッセージ
電磁気学を明快に理解するにはベクトル解析の知識が必要となる.本講義では,ベクトル場とスカラー場,線積分,面積積分,積分定理の概念を講義中に詳述するが,毎回必ず講義に出席することが望ましい.
・オフィス・アワー
月曜16:00~17:00 8号館207教室

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