システム数理Ⅱ
 Mathematics for System Analysis 2
 担当教員:村松 鋭一(MURAMATSU Eiichi)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)応用生命システム工学分野
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:応用生命システム工学科  科目区分:専門科目 
【授業概要】
・テーマ
システムを解析するために必要な基礎的な数学について学ぶ.

システム領域で使う数学,特にラプラス変換と,それを用いた微分方程式の解法,線形代数について学ぶ.
・到達目標
ラプラス変換,行列の固有値,線形代数の基礎を理解できるようになる.
・キーワード
ラプラス変換,微分方程式,行列とベクトル,線形代数

【科目の位置付け】
システムを解析するための数学の基礎を養う.

【授業計画】
・授業の方法
各項目の基本的な考え方を説明する.その後,演習問題を学生各自で解いてもらう.それを提出させることもある.各演習問題の解答を説明し,理解を深めるようにする.
・日程
1,2 ラプラス変換と逆変換
3~5 ラプラス変換を用いた微分方程式の解法
6~8 行列の固有値と固有ベクトル
9~13 行列の計算方法,行列の性質
14 第1回期末試験とまとめ
15 第2回期末試験とまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
必ず自分で解いてみること.演習とは自分で問題を解く能力を養うことを目標とするものである.
・授業時間外学習へのアドバイス
配付されたプリントを読んでおくこと
説明されても理解できなかった場合は遠慮なく質問すること.

【成績の評価】
・基準
基本的な考えを理解していること,基本的な計算ができることを合格の基準とする.
・方法
第1回期末試験と第2回期末試験で90点,演習10点で合計100点で評価する.
3分の2以上の出席回数を必要とする.
さらに詳細な条件を授業で伝えることがあるので注意すること.

【テキスト・参考書】
プリントを配布する.

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