英語は、工学技術者や研究者にとって、身に付けるべき必須のアイテムである。まず、化学英語に慣れて、化学分野で使う英語に強くなることから始めよう。
有機化学、物理化学、あるいは高分子化学に関連した英文のテキストや文献を読んで和訳し、これらの分野に関連する技術用語や文例を習得すること。

化学英語に慣れて、化合物名や技術用語の英語表記を習得する。
化学英文を和訳でき、意味を理解することができる。

テクニカルターム

化学英語は、化学に関わる全ての科目に関連する。

テキストに基づいて輪講形式で行う。
毎回小テスト（20分程度）を行い、予習・講義・復習の成果を確認する。

第1週 輪講のガイダンス
第2 - 14週 化学英文の朗読、和訳、内容説明
第15週 期末試験とまとめ

テキスト、配布資料、小テストを通じて、自分にとって新しい用語・事実・概念を学習し、化学・科学的理解を深める。
予習時に不明だったところ、わからなかったところを確認する。
和訳をするときは、内容のわかる和訳を心がける。

予習：次回の範囲を講義中に連絡するので、その部分を自分で読み、文法的事柄を確認しつつ、和訳する。意味の不明な専門用語や概念はチェックしておき、授業中に確認する。
復習：授業中に説明された、文法、専門的概念等を確認する。

出席状況、講義への取り組み方や講読の成果を総合して評価する。

小テスト50点＋期末試験50点

テキスト： 伊藤浩一・蒲池幹治著「化学英語文献への誘い 英語演習を通して化学を学ぶ」、三共出版、2,300円（2011）

参考書：千原秀昭，他6名編、化学英語の活用辞典、化学同人、3,600円（1993）

化学英語は、比較的簡単な構文と限られた数の用語で作成されている。まず、英文和訳を各自地道に行い、英語表記の技術用語や構文に慣れることから始めれば、簡単な技術英文が書けるようになる。
英語の学習は、人に頼ることなく自分で行うことが肝心である。まず慣れることが大切で、そのためには自ら進んで取り組む姿勢が大事である。
初回の最初にクラス分けを行う。