研究開発プロポーザル
 Proposals for Projects on Polymer Science and Engineering
 担当教員:機能高分子工学科担当教員
 担当教員の所属:理工学研究科
 開講学年:3年  開講学期:後期  単位数:6単位  開講形態:講義
 開講対象:機能高分子工学科  科目区分:専門科目・必修 
【授業概要】
・テーマ
研究や開発をはじめるにあたり、文献調査、予備実験を通して自分の頭で整理して研究開発計画を提案(プロポーズ)する。
会社では、新規に研究開発する際には、必ず、特許調査・文献調査・予備実験を行い、プロジェクトのスタートを提案し議論する。卒業研究をはじめる前に、与えられた研究課題についての文献調査および予備実験を行うことで、「先行研究として何が実施されていて、現状では何が課題なのか。何を目標に仕事を進めればいいか。」をまとめ、研究スタート、プレゼンテーション基礎訓練の体験をする。
・到達目標
英語の文献を読む力を養うこと、研究動向や特許情報の調査ができるようになること、およびこれから研究開発に臨むにあたって強化すべき調査技術、基礎技術・知識、チームワーク作業、機器操作の修得、などがねらいである。

【授業計画】
・授業の方法

・日程
この授業に関する詳しいガイダンスを経て、学生が希望する各研究室に配属される。その後は、約5ヶ月間配属先研究室の授業計画に従うこと。
研究室によっては、

1.基本的な専門実験技術の習得
2.文献調査の方法
3.研究に関連する情報処理
4.専門分野の論文読解力向上
5.卒業研究と連携する基礎的実験の練習
6.プレゼンテーションの体験

などが企画されている。

【学習の方法】
・受講のあり方

・授業時間外学習へのアドバイス


【成績の評価】
・基準

・方法
履修態度、レポート、発表を総合して評価を行う。

【その他】
・学生へのメッセージ
3年前期までに修得した授業、実験、演習の内容を前提として、より専門的な科学的考え方を学生個人が深めてもらいたい。したがって、3年生前期までの実験などの必修単位はすべて取得していること。この授業を延長する形で、4年から卒業研究に入る場合もあり得る。
研究室配属のガイダンスに必ず出席すること。研究室配属後は、研究室ごとの授業計画、実習計画に従って履修していく。

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