【授業概要】
・テーマ
情報科学が目指している社会とそれを実現するために必要となる応用技術を習得することが本演習の目的である.また,大学3年次と4年次の卒業研究を接続する位置づけとして,プログラミングを通した具体的な課題の解決方法を習得することが本演習の目的である. 3年前期までに履修した情報科学とその技術に関する実践的スキルを高めるとともに,卒業研究で必要な基礎的な知識を習得する.各研究室に所属して,与えられた卒業研究の基礎的課題を適当なプログラミング言語を用いたプログラミングにより実現する.ここでは,プログラミング演習I,II,IIIで習得した言語以外のプログラミング言語にも触れる機会が得られるので,積極的に学習することが望ましい.
・到達目標
1)与えられた応用的な課題に対して任意のプログラミング言語を用いて解決することができる. 2)限られた時間で目的を達成するために,自主的かつ計画的に行動できる 3)プログラミングを通して論理的な思考力,発表能力を身につけている 4)教員等からの助言を取り入れて,学生自身の課題をプログラミングすることができる 5)課題を解決するための計画を立案し,効果的な設計(プログラミングデザイン)とコーディングおよびテストを行うことができる
・キーワード
プログラミング言語各種(C,LISP,Java,Perl,Python,FLASH,NS2, HPF,Mathematica,C++),卒業研究への動機付け
【科目の位置付け】
本講義を基礎とする科目:輪講,卒業研究 学科の学習・教育目標の(D)(デザイン能力)と(F)(業務遂行能力)に対応し,(F)に重点がある.
【授業計画】
・授業の方法
配属研究室毎に行う.
・日程
配属先研究室の授業計画に従う.
【学習の方法】
・受講のあり方
配属先研究室の授業計画に従う.
・授業時間外学習へのアドバイス
配属先研究室の授業計画に従う.
【成績の評価】
・基準
授業の目標・ねらいに記載されている内容の達成度を以下の基準で評価する. 本演習に対する取り組みの態度(50点),与えられた課題を解決するプログラミング(設計,コーディング,およびテスト)能力(50点)を総合して評価し,60点以上を合格とする.
・方法
(評価の詳細は卒業研究配属研究室の定めによる)
【テキスト・参考書】
卒業研究配属研究室の指示に従う.
【その他】
・学生へのメッセージ
システム創成工学科情報科学志望者にとっては必修科目ではないが,卒業研究の準備として本演習を履修することが極めて望ましい. 3年前期までの成績に基づき配属研究室を決める.事実上卒業研究における配属ともなるので留意すること.8月(予定)に実施される研究室見学に参加し、各研究室の研究テーマ及びそこで使用中の主要なプログラミング言語について確認しておくこと.
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