市民生活と裁判制度(人間を考える)
 Civil life and law system(Mankind)
 担当教員:髙橋 良彰(TAKAHASI Yosiaki)
 担当教員の所属:人文学部法経政策学科
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:工学部  科目区分:基盤教育科目 
【授業概要】
・テーマ
様々なトラブルに巻き込まれた時、どのように対処したら良いか。裁判制度に関する解説を通じて、どのような組織、人間が、どのようにかかわっているのか、人に則して考えていきます。
・到達目標
紛争解決の方法やその前提としての人々の営みについて知ることができます。また、裁判所の役割、裁判官や検事弁護士といった人々の活動を知ることができ、司法に関する基礎的な知識を得ることができます。
・キーワード
司法、市民生活、裁判所、裁判官、検事、弁護士

【科目の位置付け】
この授業では、司法制度の概要をしることにより、そこで働く人々について理解することができます。

【授業計画】
・授業の方法
講義形式で行いますが、出来る限り対話形式で進めていきます。
・日程
具体的には講義の進み方を考えながら調整していきますが、ほぼ次の順序で検討しています。(各2回を予定)
1、消費者被害と紛争解決
2、契約と紛争
3、公共的な解決方法とその担い手
4、裁判制度の組織について
5、裁判制度の担い手について
6、市民の生涯と法
7、法の構造と紛争解決
8、まとめ及び試験

【学習の方法】
・受講のあり方
積極的に質問をしてください。こちらからも皆さんの常識について尋ねるつもりです。
・授業時間外学習へのアドバイス
新聞などの情報に注目してください。可能な限り直近のネタを話題にしたいと思います。

【成績の評価】
・基準
紛争解決について自分の考えを十分にまとめることができる(30点)、裁判に関連した人々について説明することができる(30点)、法的な思考方法について説明することができる(40点)、で採点します。
・方法
出席をとりますが、100点満点の筆記試験で評価します。

【テキスト・参考書】
特にもうけません。

【その他】
・オフィス・アワー
工学部で行いますので、特に設けません。

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