課題発見・探究プレゼン力を磨く(アドバンストセミナー)
 Method of Researchc and Presentation (Advanced Seminar)
 担当教員:山本 陽史(YAMAMOTO Harufumi)
 担当教員の所属:基盤教育院
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:工学部  科目区分:基盤教育科目 
【授業概要】
・テーマ
 専門分野での学業の充実や社会で活躍するための基盤となる能力(社会人基礎力)をみがき,育てる授業です。この授業ではとくに,課題発見・解決力,報告文作成能力、プレゼンテーション力を磨くことに目標を置いて指導します。
・到達目標
・課題を発見し,整理し,適切に解決できる(課題発見・解決力)
・必要な情報を適切な情報源から収集、整理、活用できる(情報収集・選択力)
・文章や発表で自分の考えを伝えることができる(文章作成力,プレゼンテーション力)
・キーワード
課題発見・解決力,リサーチ能力,文章作成力,プレゼンテーション力

【科目の位置付け】
大学での学習活動、就職活動や社会で役立つ能力を養うための導入科目授業です。

【授業計画】
・授業の方法
スタートアップセミナーで学んだ内容を特化し、大学での学習活動、就職活動や社会で役立つ能力を養うための導入科目授業です。
『なせば成る!』『社会人基礎力をみがく』を参照しつつ、各人が実際に課題を見つけ、リサーチし、解決方法を考察します。そしてその成果細を報告文(レポート)にまとめ、概要のプレゼンテーションを行います。履修者の数によっては複数回この過程を体験していただきます。
・日程
1 社会人基礎力とは 2 課題を見つける練習 3 情報収集の基本 4 課題を設定する 5・6 リサーチする 6 課題解決法を考察する 7 報告文(レポート)を下書きする 8 報告文を修正する 9 良いプレゼンテーションとは? 10 プレゼンテーションを準備する 11~14 プレゼンテーションを行う 15 振り返り

【学習の方法】
・受講のあり方
みなさん自身が社会で活躍していく上で必要な能力をみがくことが最大の目的です。積極的に取り組みましょう。
・授業時間外学習へのアドバイス
・予習 テキスト・参考書の関連部分の内容を読んでおいて下さい。プレゼンテーションはできればリハーサルを行いましょう。
・復習  自身や他の学生のレポートやプレゼンを振り返り、分析しましょう。

【成績の評価】
・基準
1)講義を聴いて要点をまとめる能力が向上したか。
2)自己の能力について客観的に分析ができるようになったか。
3)グループワークを適切に進められるようになったか。
4)レポートの内容がいかに質の高いものとなっているか。
・方法
報告文 50%
プレゼンテーション 50%

【テキスト・参考書】
テキスト:山形大学基盤教育院編『社会人基礎力をみがく― アドバンストセミナーマニュアル ― 』(山形大学出版会、800円+税)/参考書:山形大学基盤教育院編『なせば成る! ― スタ-トアップセミナ-学修マニュアル― 』(山形大学出版会、800円+税)

【その他】
・学生へのメッセージ
「社会人基礎力」と言われてもピンとこない人は多いと思います。大学時代をアイドリングタイム、最後の人生の休憩時間と考えれば確かにそうでしょう。しかし、大学時代を社会に出るための助走、準備期間ととらえれば、大学生活に慣れた1年生後期こそ基礎力をみがく絶好の機会です。大学では試行錯誤が許されます。たくさん失敗しながら、友人たちと切磋琢磨して力を蓄えましょう。
・オフィス・アワー
火曜日 当該授業前

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