モーツァルトの音楽と生涯(芸術)
 The life and music of Mozart(Art)
 担当教員:
渡辺 修身(WATANABE Osami)
 担当教員の所属:地域教育文化学部
 開講学年:1年生  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:工学部  科目区分:基盤教育科目 
【授業概要】
・テーマ
毎年毎年、全世界のいたるところでモーツァルトの音楽は演奏される。そしてその音楽は常に新たな発見と新たな感動に満ちていて、その魅力は決して汲みつくされることはない。モーツァルトの様々な文献を紹介し、現場で演奏してきた経験を交えつつ、講義をします。
・到達目標
モーツァルトの生きた時代18世紀。モーツァルトの作品を通して、その当時の歴史的背景、社会情勢を感じ、理解し、説明できることを目標とします。
・キーワード
モーツァルト 18世紀 旅 オペラ

【科目の位置付け】
一般教養科目 文化・行動領域

【授業計画】
・授業の方法
講義 モーツァルトの音楽と生涯について、様々な文献を紹介します。交響曲、オペラ等の鑑賞も行います。
・日程
1. オリエンテーション
2. モーツァルトの生涯
3. イタリア修行時代
4. ザルツブルク時代
5. マンハイム・パリ旅行
6. ヴィーン時代
7. 宮廷室内作曲家
8. モーツァルトの死生観
9. オペラの分類
10. オペラの中の啓蒙思想
11. モーツァルト5大オペラ
12. 「後宮からの逃走」について
13. 「フィガロの結婚」について
14. 「魔笛」について
15. まとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
授業で説明される世界と、自分の日常世界を比較しながら受講して下さい。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業の進行状況にあわせて、モーツァルトに関する文献を一読したり、録音を聴いて下さい。一番良いのは演奏会で生の音に触れることです。

【成績の評価】
・基準
モーツァルトの作品を通して、その当時の歴史的背景、社会情勢を感じ、理解し、説明できるかどうか、その理解度をレポートの点数及び出席状況(毎回出席カードにコメントすること)等の平常点から総合的に評価します。
・方法
学期末に、講義内容について配布資料等を参考にレポートする。レポートの点数及び出席状況(毎回出席カードにコメントすること)等の平常点から総合的に評価します。レポート80%+コメント20%の配分とします。

【テキスト・参考書】
参考書:モーツァルト 神に愛されしもの ミシェル・パルティ 著  
    海老沢敏 監修 創元社
    モーツァルト 作曲家◎人と作品シリーズ 西川尚生 著 音楽之友社

83105003-2016-05-57254