中国語I
 Chinese I
 担当教員:西上 勝(NISHIGAMI Masaru)、劉 含発(LIU Hanfa)
 担当教員の所属:人文学部人間文化学科,基盤教育院特別非常勤講師
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:工学部  科目区分:基盤教育科目 
【授業概要】
・テーマ
「現代標準中国語入門」
・到達目標
現代標準中国語(中国語では「普通話」といいます)は、中国語の数ある方言に対し普遍的な価値を持ち、世界各地の華人社会でも広く通用している話し言葉です。中国語Iはこの話し言葉の日常的な会話を材料に、その発音がきちんと自信を持ってできるようにします。
・キーワード
現代標準中国語 話し言葉 ピンイン

【科目の位置付け】
現代中国と華人社会に共通する標準中国語(「普通話」)を学びます。 身近な日常会話を通して、発音の基礎を獲得します。

【授業計画】
・授業の方法
上記の目標を達成するため、週二回の授業を、主にポイントを解説する日本人教員と、実際に口頭の練習を繰り返す中国人教員の二人の教員が、分担して授業を進めます。説明を聞いてピンインの仕組みを理解し、実際の運用ができるよう口頭練習を繰り返しましょう。
・日程
以下の各項目を、それぞれ二週間かけて、丁寧に進めます。
1 現代標準中国語とはどんな言葉か
2 中国語の発音の概要
3 人称代名詞などの基本語彙を発音してみる
4 基本的な文のかたちに沿って発音してみる
5 「疑問」の提示のしかたはどうするか
6 まとめと振り返り

【学習の方法】
・受講のあり方
中国語の入門段階の学習では、発音の習得が何よりも重要です。ピンインのアルファベットを、日本語のローマ字のように読むのではなく、対応している中国語の音声が口をついて出てくるようになるまで、よく聞き、授業中にチェックを受け徹底的に習得しましょう。
・授業時間外学習へのアドバイス
教材添付の音声資料を何度も聞くことが何よりも大切です。何度も聞いて、教室で大きな声で発音してみましょう。

【成績の評価】
・基準
ピンインの仕組みを理解し、日常の基本的な文を、大きな声で、正しく発音できることを合格の基準とします。
・方法
授業の受講態度(大きな声が出ているかどうか)20点、小テスト/中間テスト40点、期末試験40点。二人の教員の評価を合算します。

【テキスト・参考書】
テキスト:
李軼倫著「四コマ漫画で学ぶ中国語」、朝日出版社、2015年。
参考書:
相原茂ほか著 中国語入門Q&A101 大修館書店 1600円 (1987)
相原茂ほか著 中国語学習Q&A101 大修館書店 1800円 (1991)


【その他】
・学生へのメッセージ
中国語の面白さを一緒に味わいましょう。

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