教育方法・技術
 Methodology
 担当教員:丸山 剛史(MARUYAMA Tsuyoshi)
 担当教員の所属:工学部非常勤講師
 開講学年:3年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:機能高分子工学科,物質化学工学科,バイオ化学工学科,情報科学科  科目区分:教職関連科目 
【授業概要】
・テーマ
子ども・青年の人格形成を企図した学校教育・授業(教育方法・技術)のあり方を追究します。
この科目のねらいは、教師として学校教育(特に授業)に従事する際に、これまでのあり方を批判的に検討し、より効果的な教授・学習活動のあり方を追究することができるようになってもらうことにあります。
・到達目標
・教育方法・技術の意義、論点、歴史的背景、現状、課題がわかる。
・教育方法・技術の基礎的・基本的な概念がわかる。
・キーワード
教育方法/教育技術/教育実践/授業研究/指導過程/学習形態/教育の情報化

【科目の位置付け】
教職必修科目

【授業計画】
・授業の方法
・科目の内容に関する教員の説明が中心であるが、模擬授業も行う。
・意見発表をお願いすることもある。
・授業終了前に感想・質問を記してもらい、受講者の疑問に答えながら説明を進める。
・日程
30時間の講義では、以下の内容について説明を行う。
(1)ガイダンス
(2)変貌する教室
(3)授業の様式
(4)授業の歴史・欧米
(5)授業の歴史・日本
(6)学びの創造
(7)協同的な学び
(8)教室のジレンマ
(9)授業のデザイン
(10)授業の評価
(11)授業の研究
(12)カリキュラムと単元の構成
(13)教育の情報化・コンピュータ教育
(14)専門家としての教師
(15)まとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
毎回の授業に出席・参加することを原則と考えています。
・授業時間外学習へのアドバイス
予習する必要はありません。
特に復習のあり方は記しません。各自で判断してください。

【成績の評価】
・基準
・教育方法・教育技術に関する基礎的・基本的な概念を説明することができる。
・日本の学校教育・授業のあり方に関して批判的に検討することができる。
・方法
・①授業への出席、②試験あるいはレポートの2つを総合して単位認定を行います。
・出席50% 試験あるいはレポート50%

【テキスト・参考書】
テキスト:特に指定しません。
参考書:
・佐藤学『教育方法』左右社、2010年

【その他】
・学生へのメッセージ
気軽に受講してください。学校教育・授業のあり方に関して、各自が受けてきたことを当然のことと理解しないで、批判的に考えるように心がけること。
・オフィス・アワー
講義の前後に、教室にて対応します。

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