ヨーロッパ文化概説
 Introduction to European Culture
 担当教員:加藤 健司(KATO Kenji)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科異文化交流コース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
ヨーロッパとはなにか、さまざまな側面からその答えを求めます。
ヨーロッパ文化を形成する要素をひとつずつ眺めてゆき、ヨーロッパ文化理解につなげます。
・到達目標
ヨーロッパ文化を、古代から現代まで連綿と続く複雑な文化として理解するきっかけを得るのが目標です。
・キーワード
ヨーロッパ

【科目の位置付け】
本講義では、専門分野において中核となる学術上の成果を学ぶうえで必要な知識と観点を修得する一方で、自らテーマを選びそれを発表することによって、論理的思考・疑問へのアプローチのしかたを学び、健全な批判精神を伴う教養を身につける。(ディプロマ・ポリシー)

【授業計画】
・授業の方法
時代順に参加者がグループで発表、それへの質疑・討論をした次の回に、当該の時代について担当者が講義します。
・日程
(第1回めに詳細な予定を配布します)
第1回:オリエンテーション、グループ分けなど。
第2回:ヨーロッパとはなにか。討論
第3回:グルーブ別発表(古代ギリシャ・ローマ)
第4回:講義(古代ギリシャ・ローマ)
第5回:グループ別発表(中世)
第6回:講義(中世)
第7回:グループ別発表(近世)
第8回:講義(近世)
第9回:グループ別発表(近代1)
第10回:講義(近代1)
第11回:グループ別発表(近代2)
第12回:講義(近代2)
第13回:グループ別発表(現代)
第14回:講義(現代)
第15回:総評ほか

【学習の方法】
・受講のあり方
1)半期の授業でかならずひとり一度は発表していただきます。
2)いままで知らなかったヨーロッパを発見する興味を持って受講してください。
3)自分の発表以上に、他の受講者の発表に耳を傾けて、積極的に疑問点などを発言するのが非常に重要です。
・授業時間外学習へのアドバイス
発表担当以外は基本的に予習は必要ありません。ただし、発表担当者は綿密な調査・わかりやすいまとめと発表を心がけてください。
発表で興味をもった時代・できごとなどをヒントに、さらにさまざまな文献を渉猟してください。

【成績の評価】
・基準
ヨーロッパ文化について自分の興味を見いだしそれを発表するための準備を充分にしているか、典拠などを正しく挙げているか、分かりやすくパワーポイントを使用できているか、発表者の発表内容に耳を傾け、疑問点を質問したか、以上に加えて、レポートにヨーロッパの文化の一側面を、自分なりの切り取り方でまとめられたか、を合格の基準とします。
・方法
演習への積極的参加と発表内容を50%、期末のレポートを50%を基本として総合的に評価します。

【テキスト・参考書】
教科書:引用文献、担当者作成のハンドアウトなどを毎回配布します。
参考書:各回のテーマに応じた文献を授業内で紹介します。

【その他】
・オフィス・アワー
月曜3・4校時

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