【授業概要】
・テーマ
本科目では,英詩の鑑賞を通して,イギリスの文学と文化に関する知識と理解を深めることを目標とする。
・到達目標
1)英詩を正確に読解できるようになる。 2)英詩とイギリス文化に関して説明できるようになる。 3)英詩を鑑賞し,自分の言葉でコメントできるようになる。
・キーワード
英文学,英詩,イギリス文化
【科目の位置付け】
本科目は,欧米・アジアと日本について知見を持ち,文化交流や教育に貢献できる能力を身につけている(異文化交流コースディプロマ・ポリシー)及び国際的視野を身につけた国語科・社会科・英語科の教育者を育てる(異文化交流コースカリキュラム・ポリシー)に則り,英文学を鑑賞するための,文学及びその背景にある文化に関する知識と理解を養うためのものである。
【授業計画】
・授業の方法
1)全体で英詩を読む(音読・黙読)。 2)担当教員が作品とその作者,背景について解説する。 3)ペアやグループで作品について議論する。 4)鑑賞した作品についてコメントを書く。
・日程
第 1回 ガイダンス 第 2回 Christopher Marlowe "The Passionate Shepherd to his Love" 第 3回 William Shakespeare "Like as the waves make towards the pebbled shore" 第 4回 John Donne "The Flea" 第 5回 Robert Herrick "To the Virgins, to Make Much of Time" 第 6回 Andrew Marvell "To His Coy Mistress" 第 7回 Thomas Gray "Ode on the Death of a Favorite Cat, Drowned in a Tub of Gold Fishes" 第 8回 William Wordsworth "The Tables Turned" 第 9回 Percy Bysshe Shelley "Ode to the West Wind" 第10回 John Keats "Ode to a Nightingale" 第11回 Alfred Tennyson "Break, Break, Break" 第12回 Thomas Hardy "The Darkling Thrush" 第13回 T. S. Eliot, The Waste Land 第14回 Wilfred Owen "Strange Meeting" 第15回 試験とまとめ *授業の進度によって,予定が変更される場合もあります。
【学習の方法】
・受講のあり方
テキストをよく読み,自分なりに理解したうえで授業に臨んでください。
・授業時間外学習へのアドバイス
1)テキストや配布資料をじっくりと読みましょう。 2)英詩を何度も読んで(音読・黙読)してみましょう。 3)図書館やインターネット等を利用して,関連事項を調べてみましょう。
【成績の評価】
・基準
1)授業で扱った英詩を正確に読解できる。 2)イギリスの文学と文化について,授業で扱った事柄を理解している。 3)英詩を鑑賞し,自分の言葉でコメントできる。
・方法
コメントペーパー(30%),期末試験(70%)
【テキスト・参考書】
テキスト:プリントを配布します。 参考書:平井正穂編『イギリス名詩選』(岩波文庫)
【その他】
・オフィス・アワー
火曜日16:20~17:50(会議等で不在にすることもあるので,確実に面談したい場合は事前に連絡してください。指定時間外も必要に応じて随時受け付けます。) 三枝研究室 地域教育文化学部2号館4階 Tel: 023-628-4827 E-mail:saigusak@e.yamagata-u.ac.jp
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