【授業概要】
・テーマ
塑造（粘土）によるモデルを用いての「頭像」制作の実習を行う。
・到達目標
粘土による「頭像」制作を通して、面・量感といった彫刻の造形要素の基本を理解し、塑造の基礎的な技術を身につける。
・キーワード
彫刻、塑造、摸刻、頭像、モデリング
【科目の位置付け】
この授業は、実習を通して塑造制作の基礎的な知識・能力を身につけるものである。
【授業計画】
・授業の方法
モデルをデッサンし、芯棒を組み、粘土で「頭像」を制作する。
・日程
第1回 「頭像」制作の手順の説明・芯棒組み
第2回 粘土練り
第3回 モデルのデッサン
第4回 粘土を用いての塑造実習１ 荒付け
第5回 粘土を用いての塑造実習２ 量塊把握
第6回 粘土を用いての塑造実習３ 量塊把握
第7回 粘土を用いての塑造実習４ 面の設定
第8回 粘土を用いての塑造実習５ 面の設定
第9回 粘土を用いての塑造実習６ 量塊と面の構成
第10回 粘土を用いての塑造実習７ 量塊と面の構成
第11回 粘土を用いての塑造実習８ 細部表現
第12回 粘土を用いての塑造実習９ 細部表現
第13回 粘土を用いての塑造実習10 比例・均衡
第14回 粘土を用いての塑造実習11 仕上げ
第15回 作品講評（自己評価を含む）
【学習の方法】
・受講のあり方
実習にふさわしい服装、靴を用意する。
・授業時間外学習へのアドバイス
毎回の授業時間前に制作で使用する粘土の準備を行うこと。また、授業時間外にも十分な制作時間を確保すること。
美術館や作品集などで彫刻作品を鑑賞する。
【成績の評価】
・基準
彫刻の造形要素の基本を理解し、粘土による「頭像」制作を行い、作品を完成させることが合格の基準です。
・方法
平常点50点、作品50点
【テキスト・参考書】
テキスト：
必要に応じて資料を紹介・配布します。
【その他】
・学生へのメッセージ
作品制作時は粘土で汚れたり、力仕事も必要となります。実習にふさわしい服装で受講してください。
|