ピアノⅠA
 PianoⅠA
 担当教員:松山 元(MATSUYAMA Gen)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科音楽芸術コース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
正確な奏法、読譜力の確立
・ピアノ奏法の基本を確認する。
・正確な読譜力・解釈力を系統的に理解できる。
・表現力・想像力拡大。
・演奏技術の向上
・到達目標
・古典派のソナタを中心に、古典派の様式感及び楽曲の形式を学び、楽曲に適した奏法の基本を理解する。
・スケール、アルペッジョ、アッコード(全調)を通して全ての調性に等しく呼応できる指使い、タッチを身につける
・全体授業、セメスター課題を通して音楽の背景を考える能力を開発する。
・キーワード
音を聴く

【科目の位置付け】
基盤科目

【授業計画】
・授業の方法
各人30分程度の個人指導
・日程
第1回:ガイダンス(全体授業の課題を決定する)
第2回:全体授業(読譜の概念について学ぶ)
第3回:実技演習(楽曲の分析)
第4回:実技演習(楽曲の時代背景を知る)
第5回:実技演習(楽曲の意味内容を考える)
第6回:実技演習(楽曲の拍節の意味を考える)
第7回:実技演習(楽曲の調性感を考える)
第8回:実技演習(楽曲の和声感を考える)
第9回:実技演習(楽曲のフレーズを学ぶ)
第10回:実技演習(楽曲に相応しい運指を考える)
第11回:実技演習(楽曲に相応しい音色を考える)
第12回:実技演習(ペダル奏法を学ぶ)
第13回:実技演習(呼吸法と打鍵)
第14回:実技演習(楽曲の様式を学ぶ)
第15回:実技演習 これまでの授業・学習のまとめとしての演奏

【学習の方法】
・受講のあり方
指導は個人指導が主体であるが授業時間内における他者の演奏は必ず聴き、自分自身に生かす。
・授業時間外学習へのアドバイス
毎日の弛まぬ練習

【成績の評価】
・基準
以下の評価の基準に則り、期末試験及びセメスター課題、スケール、アルペッジョ、アコード奏法の内容を総合的に判断し、複数教員によって評価する。
・全体授業での方向性を理解し努力したか。
・内容に対する理解や工夫が見られたか。
・授業に積極的であったか。
・方法
期末試験(演奏試験)
複数教員の評価、其の合算平均(100点満点中)

【テキスト・参考書】
テキスト:ハイドンピアノソナタ集(ウィーン原典版),モーツァルトピアノソナタ集(ヘンレ版),ベートーヴェンピアノソナタ集第1巻(ヘンレ版),その他必要に応じて指定する。

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