【授業概要】
・テーマ
スポーツ活動の基本である陸上競技を走・跳・投の面から理解し、その特性を通じて陸上競技の正しい練習法や指導法についての理論と実践を学ぶ。
・到達目標
中学校、高等学校での指導的な役割を担うのに必要な競技的考え方を修得することを目標とする。
・キーワード
陸上競技、指導法、審判法
【科目の位置付け】
中学校、高等学校での指導的な役割を担うのに必要な競技的考え方を修得することを目標とする。
【授業計画】
・授業の方法
晴天時はグランドでの実技、雨天時は陸上競技のルールや指導法について学習するため、天候により順序は変化する。
・日程
第 1回:短距離走Ⅰ(基本の技術)「実技」 第 2回:短距離走Ⅱ(快調走と加速走)「実技」 第 3回:短距離走Ⅲ(50mと100mのタイムトライアル)「実技」 第 4回:リレー「実技」 第 5回:ハードル走Ⅰ(ハードリングドリル)「実技」 第 6回:ハードル走Ⅱ(タイムトライアル)「実技」 第 7回:野外走Ⅰ「実技」 第 8回:走り幅跳び「実技」 第 9回:走り高跳び「実技」 第10回:砲丸投げ「実技」 第11回:陸上競技の歴史Ⅰ(古代から中世)「演習」 第12回:陸上競技の歴史Ⅱ(近代から現代)「演習」 第13回:陸上競技の審判、「演習」 第14回:陸上競技の指導法、「演習」 第15回:まとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
走・跳・投種目に取り組みながら積極的に技術を身につけ、技術の理論的背景についても理解できるように取り組むこと。仲間とアドバイスをし合うなどし、楽しみながらも真剣に取り組むこと。 実技に適した服装とシューズを準備すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
様々なスポーツに積極的に取り組みながら授業で学んだ走・跳・投の基本的な技術を生かすこと。 体調の管理をしっかり行い、実技には毎時間参加出来るようにすること。
【成績の評価】
・基準
毎時間の授業に対する取り組みとタイムの成績、更には演習の取り組みの内容を総合的に評価する。
・方法
毎時間の内容等を記録したノートの記載内容(40%)と各種目の習熟度(40%)および演習の内容(20%)で評価する。
【テキスト・参考書】
参考書:「陸上競技のルーツをさぐる」、岡尾惠市、文理閣、1996年 「陸上競技を科学する」、関岡康雄編著、道和書院、1999年
【その他】
・学生へのメッセージ
走・跳・投はスポーツにおける基礎となる動きです。積極的かつ真剣に自分自身の技術の改善に取り組みながら、仲間と楽しく実技に取り組んで下さい。
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